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きゅん♡とするおはなし

主に恋愛小説。短編多し。きゅん♡とする話を目指して、日々のストレス発散に書いてます!

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Moonshine 44

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/12 20:15:40

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そしてお披露目パーティー当日……。


あたしは幸一郎に指定されたホテルに行った。

控え室の様な部屋に案内されて、メイクや髪の毛のセットをしてもらって……用意されたドレスに着替える。
膝丈でシンプルなデザインだけど上品な物だった。


鏡の中には、完璧に飾られた自分。


……今から、幸一郎の婚約者として紹介される。


「狩野様、お連れ様がお待ちです」
「あ…はい」

一度だけ鏡に向かって微笑む練習をして、それから案内係の人に着いて行く。


扉を開けてもらってその部屋に入った瞬間……時間が止まった様な気がした。



……そこにいたのは、幸一郎じゃなくて……隆史だった……。


「……リカ……どうして?」
「こ…こっちが聞きたい……今日は幸と……」

言いかけてなんとなく口をつむぐ。

「…そっか。ホテルで食事するからちゃんとした服装で、って言われて来たけど……お祝いの席だったんだ」
「…………」


……なんで?
親戚だけのパーティーだって……幸、何を考えて……?


「……なんか、あの時を思い出すね」
「え……?」
「早坂に、備品倉庫に閉じ込められた……」


……本当だ。
あの時も二人きりで……お互い初めて、本当の気持ちを伝え合った。


「……もしかして、早坂が……?いや、でも……」

隆史が独り言の様に呟いた時、ノックの音がした。
入って来たホテルの人に一枚のカードを渡されて、そこには幸一郎の字。

「これ、隆に……?……どういうこと……?」

カードを隆史に見せると、一気に表情が強張る。


「大野へ リカに真実を全て話して。本当の気持ちも。」


「ど…どういう意味!?真実って……」
「……さぁ、分からない……」
「そんな訳ないわよね!?隆……!!」


詰め寄ったけど、俯いて苦しそうな表情で口を閉ざすだけ……。


「……大野が話せないなら、僕から話すよ」

声の方を振り向くと、幸一郎が入り口に立っていた。

「幸!」
「幸……やめろ」


「あの時僕がリカを助けたのは、大野に頼まれたからだよ」

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コメント1

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  1. すーさん(31歳)ID:6583436・08/12

    ユリカさん
    バレましたかー!?そう、当初は幸一郎とそのままゴールインの予定が……
    書いてるうちに迷ってきて……最終的にどっちにするかけっこう迷ってて……!!
    結局どっちにしたのか、結末お楽しみに♡(*´ω`*)

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