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【小説】ボク恋~カオル編~

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脱線、カオル編9《282》

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テーマ:小説 > BL

2017/08/12 19:41:53

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





ケンスケが次に目を開けた時、温かい
毛布が体に掛けられていた。


「ん…」


首をあげ、周りをみるとデスクに向かって
いるカオルが見えた。


「あっちゃん」

「起きたのか」

「俺、寝てた?」

「ああ、ぐっすりな。こんな風にぐっすり
寝るのって、久しぶりなんじゃないか?」


ケンスケはつい昨日まで、公園や駅のベンチ
で寝ていた事を思い出す。


「う、うん」

「家には連れていけないが、しばらくここで
寝泊りすればいい。仕事もないなら、雇って
やる。ただし、接客はさせない」

「ほんとに?いいの?」

「また薬に手を出されても困るからな」

「ありがとう、あっちゃん!」


ケンスケはソファから飛び上がり、カオル
のところまで走ってきて、ガバッと抱き
ついた。


「メシでも食いにいくか」

「仕事は?」

「もうクローズした。今、何時だと思って
いるんだ?」


カオルは自分の腕時計をケンスケに差し出す。


「うわ、もう2時過ぎてる。俺、どんだけ
寝てたんだ」

「こんな時間だから、ろくな店が開いてない
けどな」

「へへへ、どんな店でもあっちゃんとなら
いいよ!」

「現金な奴め」


ケンスケの額を指でツンと押し、台帳を
閉じた。



店の戸締りをして、夜の街へ歩き出す。
深夜まで開いているファミレスにはいり、
向かい合わせにすわった。


「遠慮はいらない、食いたい物を食いたい
だけ食え」

「うん、何にしようかなぁ~」


目をキラキラさせながらメニューを見る
ケンスケに、カオルは昔の事を思い出して
いたのだった。





〇( ̄- ̄)マタライシュー

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コメント6

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  1. アメジストさん(37歳)ID:6584289・08/15

    エリスさん

    思い出。。。必ず、必ず!
    離れないと思ってました(´⌒︎`。)
    リキとタクミのシーンが1番幸せ❤︎
    を感じてました。

    リキが出てくるとドキドキがとまらなかった。
    ありがとう๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐

    今後に期待します!

  2. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6584161・08/14

    マイコさん

    お盆休みも地味に仕事してます。
    カオル編を書きながら、きたる
    スピンオフへの妄想を膨らませ
    てるので、本編終了後をお楽しみに。

  3. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6584157・08/14

    アメジストさん

    ごめん、ごめんねぇ。
    リキとは思い出にしちゃったの。
    シンとタクミが友達になれた
    ように……。

    ヨシノのことはちょっと考えてる
    から……うん、あのままにはせんよ。

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