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きゅん♡とするおはなし

主に恋愛小説。短編多し。きゅん♡とする話を目指して、日々のストレス発散に書いてます!

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Moonshine 39

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/11 19:53:43

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「リカ!どうしたの?」

「うん……幸、まだ仕事ある?」
「ううん、今日はもうないよ」
「……入っていい?」


幸一郎は少し驚いた様な顔をした後、扉を開けて迎え入れてくれた。


「明日も休みだし、何か用事あったら……」


後ろからお腹に手を回して、ぴたっと体を引っ付けた。
幸一郎は背が高いから背中に耳を当てる様な形になる。

「……あたしはもう、覚悟出来てるから」
「……リカ……」
「あたしを幸のものにして」


ゆっくりと体をこっちに向けて、顔を覗き込まれる。

恥ずかしくて顔が熱い。
小さな抵抗で下を向いたけど、その顎をあっさり掬われて……熱い目で見つめられた。

「……そんな事言われたら……もう止められないよ」

心臓の音が頭まで響いてる気がする。
小さく頷くと、そのまま優しく唇を塞がれた。



ベッドまでお姫様の様に大事に運んでくれて、そっと横にされる。
上から見下ろす幸一郎の背中に腕を回して、また自分から唇を求めた。

「……ん……っ」

手が胸の膨らみに触れる。
それだけでも体が熱くなって甘く震えた。


「…直接触ってもいい?」

改めて聞かれると恥ずかしくて、声に出さず頷いた。

ナイトウェアの裾を託し上げて大きな手が入ってくる。
背中に辿り着くとブラのホックを器用に外された。

そのまま胸やおへその横、脚と順にキスを移していく。


「…大丈夫?」


……あ。

あたしの事心配してくれてるんだ……あんな店で働かされてたから……。


いつもそう……幸一郎はあたしを気遣って、傷付けないように守ってくれる。
その気持ちが嬉しくて、涙が出そうになった。


「……大丈夫。幸一郎……愛してる……」
「……リカ……愛してる」


強く抱き締め合いながら一つになった。


幸一郎はどこまでも優しく、あたしを壊さない様に大事に抱いてくれた。

隆史のそれとは違う。
隆史とはいつもお互いを貪る様に貪欲に愛し合っていた。


でも幸一郎は……汚れきったあたしの体を浄化してくれている様に思えた。



……大丈夫。
幸一郎と一緒にいたら……過去を忘れて、新しい自分になれる。

きっと二人で幸せになれる……。

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