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100%妄想恋愛小説

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体育祭(11)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/11 10:10:05

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「…俺から奪うって…アイツは俺のモノじゃねぇし。」


「確かにね。だけど…」


「あーーーもうっ!ごちゃごちゃうるせーなっ!何なんだよ一体っ!!!」



陸くんの言葉を遮るように怒鳴った橘くん。


陸くんはそんな橘くんを
冷静な顔で見つめている。


暫くお互い睨み合うように
視線を逸らさないでいると陸くんが
口を開いた。



「…蓮、芽衣の事は…後悔してる?あの時、本当は…」


「うるせぇな!今さら昔の事を蒸し返すんじゃねぇよ。」


「……じゃあ何で今、蓮は芽衣の側にいるわけ?」


「は?」


「昔の事を引きずってるからじゃないの?」


「そんなんじゃねぇよ…」



視線を逸らす橘くんに
陸くんは目を離さないまま問いかける。



「じゃあ何で?」


「…お前には関係ない。」


「芽衣と南ちゃん、蓮はどっちを選ぶの?」


「は?何だよそれ。付き合ってらんねぇ…俺もう行くわ。」



歩き出した橘くんの腕を
陸くんがガシッと強く捕まえた。



「逃げんなよ。」


「あ?」



振り返った橘くんの表情は
明らかに不機嫌でウンザリした様子。



「南ちゃんがいつまでも蓮の事を好きだと思うなよ?」



いつもの穏やかな陸くんとは違う
ドスの効いた低い声に橘くんは
何も言い返せない。


代わりに掴まれている腕を
勢いよく振り払うと
陸くんに背を向けクラスのテントに戻って行く。


1人その場に残された陸くんは
側にあるコンクリートの柱にもたれ
小さくため息をついた。


視線を落とした先に
クシャクシャに丸められた
紙切れを見つけた陸くん。


何となく気になって
拾い上げ、紙を広げてみると
そこに書かれている文字を見て
なんとも言えないような顔で苦笑いする。



「…蓮、やっぱり君は嘘つきだね。」



陸くんは広げた紙切れを
右手で握り潰すと
そのままジャージのポケットの中に入れた。

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