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100%妄想恋愛小説

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体育祭(10)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/11 00:06:01

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私は朦朧とする意識の中で
陸くんが橘くんに囁いた言葉の意味を
考えてた。



''無視したら後で面倒な事になる''



とは、一体どういう事だろう?


橘くんが小野寺さんを無視したら
何で面倒な事になるんだろう?


そりゃあ無視は良くないと思うけど
そんなに小野寺さんを
怒らせちゃいけない理由って…


最近、頻繁に連絡を取り合っていたり
2人で会ったりしている事と
何か関係してるのかな?


…私がいくら考えたって
本当の事なんて到底分かりっこない、か。


薄れゆく意識の中で
橘くんと小野寺さんが
仲良く笑い合う所を勝手に想像しては
涙が出そうになるのを必死で堪えてた。





ーーーー



橘くんと陸くんは
葉月ちゃんに支えられて
ヨロヨロと頼りなく歩く私の後ろ姿を
黙って見ている。


最初に口を開いたのは、陸くん。



「…きっと今頃蓮のスマホに芽衣から着信がたくさん来てると思うけど…テントに戻らなくてもいいの?」



橘くんは微かに眉間にしわを寄せて
はぁ…と小さくため息をついた。



「…っるせぇな。分かってるよ…」



クルリと体の向きを変え
歩き出した橘くんの背中に向かって
陸くんが問いかける。



「ねぇ、蓮。芽衣の事…どうするつもりなの?」


「…お前には関係ないだろ。」



橘くんは一瞬だけ立ち止まり
振り返りもせずに答えた。



「関係無いかもしれないけどさ….気になるじゃん。」


「…ほっとけよ。」



そのまま歩いて行く橘くんに
陸くんはまた問いかける。



「…南ちゃんは?」


「は?」



振り返った橘くんの事を陸くんは
真剣な表情で見つめている。



「南ちゃんの事はどうするの?」


「どうするって何が?」


「とぼけないでよ蓮、さっきの借り物競走…お題は''変な人''なんかじゃないでしょ?…本当はさ。」


「…お前、何が言いたいわけ?」



橘くんは眉をピクリと動かした。


陸くんは、橘くんをジッと見つめたまま
何も答えない。



「…意味分かんねぇ。」



陸くんの視線から逃げるように
目を逸らした橘くんに
陸くんがポツリと呟いた。



「…蓮ってほんと、素直になれない''あまのじゃく''だよね。」


「は?何だよそれ。」


「後悔するよ?」


「ほっとけよ。」


「ふふ。じゃあそうする。…ねぇ蓮、前に僕が宣戦布告した事覚えてる?もし僕が蓮から南ちゃんを奪っちゃったとしても恨みっこ無しだよ?今度は正々堂々と奪うつもり。」



どこか楽しそうに笑う陸くんに
橘くんは、しかめ顔をする。

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