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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/10 16:52:42

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『今から帰る。』

映からそう電話をもらって、あたしは料理を温め直した。

帰る。って…嬉しいな。


華月ちゃんが言ってくれた通り…

あたしは、笑顔が増えたと思う。

映からのメールや電話…それだけでも笑顔になれるし…

録画した映の映像見ても…自然と笑顔になってる。

あたしの事、こんなに変えてくれた映に…感謝だな。


ワクワクしながら映を待ってると…

♪♪♪

映から電話。

…もしかして、来れなくなった…とか?

『朝子?悪い…』

「…仕事が入ったりした…?」

『いや…そうじゃないけど…』

「何?」

『邪魔者がしつこくてさ。』

「え?」

『ハリーがずっとついて来てんだよ。』

「……」

ハリー。

え…えっと…

映とハリーって…

「…仲良かったっけ…?」

『時々一緒に飯食うぐらいで、別に仲がいいわけじゃない。』

…時々一緒に飯食う…って…

仲悪かったら食べないよ。

あたしから見たら、映がハリーとご飯食べてるって方が意外だなあ…


『アサコー!!クリスマスパーティー、俺も混ぜてんかー!!』

電話の向こう、突然ハリーの大声。

「えっ…」

『っさいなお前。邪魔すんなよ。帰れ!!』

『ええやないかー。こんな夜に一人は嫌やー。』

『俺は朝子と二人きりでいてーんだよ。何が悲しくておまえと三人で…』

『んじゃ、俺とおまえ二人でどや?』

『一番選択肢にないやつだ。』

な…何だか…

電話の向こうの二人が、楽しそうに思えた。

バンドメンバーと仲良しなのは知ってるけど…

あたし同様、映には『友達』と呼べる存在がいないらしくて…

でも…

何だか、ハリーとは…

そりゃあ、仕事でも関係あるから、迂闊に友達なんて呼べないかもしれないけど…

「映。」

あたしは電話に向かって言う。

『あ?』

「いいよ。三人でパーティーしよ?」

『あー?』

あきらかに…映は嫌そう…



ではなかった。

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