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【小説】ボク恋~カオル編~

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脱線、カオル編3《276》

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テーマ:小説 > BL

2017/08/10 17:56:14

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





カオルは従業員用の制服が入ったクローゼット
をあけ、ケンスケのサイズに合いそうな服を
探す。

ケンスケは物珍しそうに辺りをキョロキョロ
と見回していた。


「これなら着られるだろ」


クリーニングのビニールがかかったままの
白いYシャツを渡す。


「ベタベタするから、シャワーしたい」

「それなら、そこの奥にある」

「なんだ、ここにあるんだ」

「いっとくが、家にはいれないからな」

「ちぇっ」


タオルもポイッと渡され、シャワールーム
へ押し込まれた。

カオルはドレッサーの前に座り、たばこに
火を点けた。


「まさか京都でケンに会うとはな…」


フーっと勢いよく煙を吐き出していると…


『あっちゃん!お湯でない!』


ケンスケの叫び声が聞こえてきた。


「そんなはずないだろ」

『ちょっと来てぇ!』

「しょうがないなぁ」


たばこをもみ消し、シャワールームへ
向かった。

刷りガラスのドアの前で声をかける。


「おい、レバーを赤い方へ倒してるか?」

『どれ?判んないよ』

「開けるぞ」


カオルがドアを開けると、


ブシャー―――――


「うわっ!」


いきなり、お湯をかけられた。


「へへへ、あっちゃん、ひっかかってる」

「貴様ぁ!」

「ふふふ、水も滴るいいあっちゃん!ふぅ~」


堪忍袋の緒が切れたカオルは、ズカズカと
シャワールームにはいり、温度調節のレバー
を水に切り替え、ケンスケに浴びせた。


「きゃーー、冷たい」

「本当に湯が出ねぇな」

「ひゃーーごめんなさい。ウソです」


ケンスケは水を避けようとカオルに背中を
むける。

カオルはハッとして、水を止めた。





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