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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)11裏の顔ー大阪編

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/08 19:08:27

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エレベーターは最上階へ。繋がれた手の強さがたまらなく愛しい。

私はどうしてこの手を離したんだろう……
こんなに強く繋いでくれた手を……

部屋に入ると伯は私の荷物を床に置いた。扉が静かに閉まる。
「サヤカ……」
大きな手が私の頬を撫でた。見上げた顔はあのときの伯と何も変わっていなかった。
「伯!」
その胸に私は飛び込んだ。背中に腕を回す。
「会いたかった……」
「俺もだ……来るなら電話くれれば良かったのに…」
髪を撫でる温かな手。
「よく顔見せて……」
両頬を彼の手が包んだ。私の唇の端をゆっくり撫でる。
「俺の好きな色……」
「うん……覚えてる…ううん……忘れたことなんてないよ……」
悲しいわけでもないのに、涙が込み上げてくる。オールバックに整えられた髪は、普通の人ではない。その筋の人だと一目でわかる。でも、怖くはなかった。
「私から別れたのに……ごめん…」
「今は……そんなこと聞きたくない……今は」
彼の腕が私の顔を引き寄せた。強く重なる唇。

「ん…ふ…」
息も苦しくなるようなキスが、私のすべてを奪っていく。追ってくる舌が、逃れることを許さない。

力が抜けてく……

ようやく唇が離れた。私の体は伯に支えられていた。
「口紅……塗り直さないとな……」
私の体を軽々抱き上げると、そのままベットへ連れていった。

彼を見上げながら、私の体には消せない火がともっていた。

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