いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/09 13:35:32

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あたしは…

映くんと付き合う…事に…しよう…と思ってる。

好き…って言う気持ちは、何を持って計ればいいのか分からないけど…

一緒にいた時間を思い出しただけで…ドキドキする。

会いたい…

そう思ってる事…

ちゃんと伝えようと思った。

それで…

会って話がしたい…って…メールしてみようかな…と。

あずきの遅番、休憩中に。

あたしは…携帯を手に、悩んでいた。


うーん…

昨日の今日で…

返事は早いのかな?

キスされて、その気になったって思われちゃうのも…

…でも、それも本当だしなあ…


何より…

あたしが気にしてる、この傷の事…

映くん、本当に気にしてなくて…

…気にしてるぐらいなら、ちゃんと手術受ければいいのにね…あたし…

もしかしたら…

その相談も、映くんにはできるのかもしれない…


意を決して携帯を持ち直すと…

ピン

最近…一番好きな音がした。

映くんからとは限らないけど…

誰かからメールが来るって、ちょっと嬉しいなって思う。


メールは…映くんだった。

『朝子ちゃん、昨日はありがとう。すごくいい時間が過ごせたよ。またドライヴに付き合ってくれると嬉しいな』

「…はあ…」

溜息をついて、携帯を抱きしめてしまった。

あたしが思ってたのと…同じ。

すごくいい時間が過ごせた。

また…一緒にどこか行きたいな…

…て言うか…

こういうお礼って、あたしから返さなくちゃダメだよね…

ああ…

こういう時に、恋愛経験が乏しいのが残念でならない…


『こんにちは。こちらこそ、昨日はありがとう。お礼が遅れてごめんなさい。とても楽しかった。迷惑じゃなかったら、また誘って下さい』

「…違うでしょ、あたし…」

少し考えて、打ちなおす。

『こんにちは。こちらこそ、昨日はありがとう。とても楽しかった。昨日のお礼にご馳走したいので、良かったら今度うちに来ませんか?』

ドキドキした。

いきなり…部屋に呼んだりしたら…引かれるかな?

軽いって思われる?

だけど…

昨日、映くんあたしにお金を払わせなかったから…

そうなると、お返しも、外食じゃない方がいいかなって思うし…

いつか料理してって言われてるし…

「…えいっ。」

勢いに任せて、送信した。

きっと彼は…こんな事で、あたしを批判したりしない。

気がする。


すると…

『今休憩中?』

すぐに返信が。

『うん』

あたしが返信してすぐ…電話が鳴った。

ドキドキしながらそれを取ると…

『すっげー嬉しい。いつなら都合いい?』

「…え?」

『飯作ってくれるんだろ?』

「あ…あ…うん…頑張り…ます。」

『俺はどうにでもなるから、朝子ちゃん、昨日みたいに早番で次の日が遅番の時にしなよ。』

「あ…えっと…それなら…来週の火曜日…かな。」

『分かった。もう予定に入れとく。』

「好き嫌い、ある?」

『ない。何でも食う。』

「ふふっ。」

即答に笑ってしまうと。

『あー、すっげ楽しみだ。朝子ちゃんのおかげで、火曜までは毎日ワクワクだ。』

映くんは…

あたしをすごく笑顔にするような事を言ってくれた。

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