ちはるさんのブログ

過去のプラトニックなお話です。

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レッスンの始まり

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2017/08/10 21:15:34

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私の心配とは裏腹に、先生は3回ほどの呼び出しでアッサリ出た。


『もしもし?』



あれ?寝てた?




『こんばんは、あの、A中の村井です』



『おぉ村井かー

どうした? お前がかけてくるなんて珍しい。』




私は今までのいきさつを伝えて、どんな曲がいいか訊ねた。




『うーん、いや、今ここで答えてもいいんだけどさ、お前、その高校受験するの?』



『はい、体験入学でよっぽどのことが無い限りは受験するつもりです。』




『そしたらお前もしかして、音大とかも受けるつもりなの?』



音大・・・・



『まだそこまで深くは考えていていなかったんですけど、行ければいいかな、と・・・』




『そうかー

お前そしたらさ、先生つけた方がいいよ。

1人でね、独学で受験するなんて危険すぎる。』




『そうなんですか?』




『そうだよ。

だからお前の知り合いとかでね、サックス教えてくれる人がいればその人にお願いするとか・・・。


もしお前が嫌じゃなければ俺が教えるとか・・・』



俺って・・・先生!?


先生がレッスンつけてくれるの!?





『うん、俺が教えるのが自然かな。

お前のことはよく知ってるし、俺でもいい?』




俺でもいい?って・・・
いいどころかこんな話になるなんて想像も出来なかった!いいに決まってる!!




『で、俺がレッスンつけることはね、俺たち2人だけでは決められないから。

お前から親に先生にこう言われたんだけどって話してみて。

それでいいよって言われたら始めよう。』






『でもさー村井、なんでもっと早く俺に言わないんだよー!


もっと早く言ってくれればなんかやりようがあったかもしれないだろ!?


俺今までお前の音そういう風に聞いてなかったからさー』




すすすすすみません・・・





『まぁいいや、遅れを取り戻すつもりでちょっと厳しくしないとダメだな。

お前のこと今まで甘やかしてきたから。』



と、先生がちょっと笑いながら言ってきたので、電話の向こうでいつもの様に意地悪そうな笑顔をしているのかなと想像して嬉しくなってしまった。





『じゃあお前は親に話して、明日にでもどうなったか連絡ちょうだい。』




ここはなんとか親を説得してみせる!!!




『それでねぇ村井ー

このことをね、志水先生にも話していいかなぁ?』

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