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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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不安と束縛《271》

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テーマ:小説 > BL

2017/08/07 16:00:55

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





カオルの声色が不機嫌を表していた。


「お前に早く会いたいってさ」

「え?ええ?」

「どういうこと?」

「えっと……ええっとぉ~」


なんと答えようか脳みそがぐるぐるする。


「ププッ、お前慌てすぎ」

「は?」

「別に怒ってないぞ。ちょっと嫉妬して
るだけ」

「いやいや、そのちょっとが……」


タクミはポテトサラダの真ん中を箸でつつ
きながら、生唾を飲み込む。


「俺は一応お前の彼氏だから、あんな事
言われたら嫉妬だってするだろう」

「一応じゃないし」


ポテトサラダがバラバラになる。


「じゃあ、とりま彼氏?」

「もう、とりあえずとか一応とかじゃない
もん!絶対彼氏!恋人!ボクの大事な人!
大好きな人なのぉ!」


カオルの顔が赤くなる。


「お前、よくもそんな恥ずかしい事を」

「恥ずかしくないもん!カオルさんはボクの
恋人!ボクの理解者なの。ボクを応援して
くれて、ボクの事を好きって言ってくれる
大切な人なの!」

「わかった、もうそれ以上言うな」


半泣きのタクミをなだめる。


「ボクの事からかって遊ぶのはいいけど、
カオルさんがカオルさん自身をそんな風に
いうのはヤダ」


カオルは席を立ち、タクミの後ろに回り
背中から抱きしめた。


「ごめん。ちょっと自信がなかったんだ。
お前は若いし、友達はお前と同じものを
目指してて、キラキラした未来がある。
こんな俺がお前の未来を束縛してもいいのか
不安だったんだよ」

「だから夕べもあんな事?」

「悪かった」

「うんん」


タクミは振り返り、カオルを見上げる。


「ボクの未来を束縛なんてしてない。
これから2人で進んでいくんだから。ね」

「ああ」


タクミが微笑みながら目を閉じると、カオル
は優しいキスをしてくれた。

マヨネーズの味がするキスは、2人の生活の
味だった。







〇(´;ω;`)ブワー

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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6581972・08/09

    マイコさん

    この先、辛くなる前に
    脱線します。うふ。

  2. マイコさん(35歳)ID:6581346・08/07

    夏休みの中、ひと時のオアシスをありがとうございます|´-`)♡ほわ〜ん♡

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