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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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情事の後《268》

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テーマ:小説 > BL

2017/08/05 22:05:38

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





カオルは気を失っているタクミを抱き上げ
バスルームへ向かった。

シャワーからぬるいお湯を出し、タクミを
抱いたまま湯を浴びる。


「すまん」


ぐったりしたまま動かないタクミに対し、
自己嫌悪の念が浮かび、バスタブの淵に
すわり、膝にタクミを乗せた。

シャワーの角度を変え、タクミの体に湯を
あて、手のひらで肌を洗い流す。

涙と汗で濡れた顔もそっと洗い、キスを
するとタクミのまつげが揺れた。


「んん…」

「気が付いたか?」

「……あったかい」

「気持ちいい?」

「うん」


幸せそうな眼差しでカオルを見て、また
目を閉じてしまった。

そんなタクミを見て、カオルはギュッと
抱きしめる。





すっかり夜があけ、窓の外からは通勤の
車や人の気配がする。

バスタオルに包んだタクミを、タクミの
部屋へ連れていき、ベッドへそっと横たわ
らせる。

エアコンの効いた部屋は涼しく、すやすや
と眠るタクミ。


「あとで起こしてやるからな」


あどけない顔で眠るタクミの髪をなで、
静かに部屋を出た。

タクミが寝ている間に、激しい情事の後
片付けをすませ、身なりを整える。


「俺もきついわ………フッ」


シーツをベランダに干し、背を伸ばして
腰をトントンと叩く。

タクミが起きたらすぐに何か食べさせよう
と、冷蔵を覗き材料を取り出す。


「腹、減ってるだろうなぁ」


手早く料理を始めた。
すると、リビングにある、夕べタクミが
持っていた巾着から、スマホの着信音が
聞こえてきた。


「ん?」


カオルは菜箸を持ったままリビングへ
きて、巾着をあけスマホを取り出す。

画面には『ガクさん』とあった。


「ああ、大学の…」


そのうち切れるだろうと、ディスプレイを
みたまま待っているが、いっこうに切れる
気配がない。

カオルは迷ったあげく、通話をフリックした。







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