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きゅん♡とするおはなし

主に恋愛小説。短編多し。きゅん♡とする話を目指して、日々のストレス発散に書いてます!

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Moonshine 14

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/05 07:26:10

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そうだ……幸に自分の口で言うように言われてたんだ、あの事。


「隆……言わなきゃいけない事があって……」
「何?」


改めて面と向かうと……なんか恥ずかしい……。


「その……あの時……あたし、最後まではされてないの……」
「……え?」
「記憶が曖昧だったらいけないからって、幸のとこのお手伝いさんに病院に連れて行ってもらってちゃんと検査もして……」
「よかった……」

言い終わる前に、腰を抱き寄せられてまた腕の中に閉じ込められる。


……なんか、さっきと同じなのに急にドキドキしてきた……。


「…………」
「……ねぇ、隆……あたし達ってこれから恋人になるの……?」
「……さあ?」


……え?


「……そんな大事な事、今まで黙ってるし」
「だってとっくに幸に聞いてると思ってたの!最近は避けられてたし…」
「幸が本人の了解なしにそういう事話さないって分かるでしょ」
「そうだけど……隆、あたしの事嫌いなの!?」
「……僕は笑いながら酷い事言うような歪んだ性格だし?」


根に持ってるの!?本当の事じゃない!!
でもなんか……こんなやりとりも久しぶりな気がしてつい頰が緩んでしまう。
いつもの隆に戻ったみたいで、少しだけ嬉しい……。


「……何笑ってるの?」
「ふふ……だって、なんか嬉しくて……」

目尻に浮かんだ涙を、隆史の指が拭ってくれる。
そしていつもより少しだけ優しい笑顔を見せてくれた。

そのまま指があたしの後頭部に回って、ぐっと顔を近付けられる。


引き寄せられる様にして目を閉じて……
優しく触れるようなキスをした。



……その時、ガチャンと鍵が開く音がして
開いた扉から悟と幸一郎が姿を見せた。


「お前ら、結局いつも通りかと思って心配しただろーが」
「えっ!?悟、もしかして聞き耳立ててたの!?最低!!」
「うるせー。あーあ、これでリカの巨乳は大野のモンか、つまんねー」
「!!ホントに最低!!」

あたしが悟に殴りかかっていると、それを優しく微笑みながら見てた幸一郎が言った。

「リカ……良かったね」
「……うん。幸のおかげよ……ありがとう」

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