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きゅん♡とするおはなし

主に恋愛小説。短編多し。きゅん♡とする話を目指して、日々のストレス発散に書いてます!

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Moonshine 11

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/04 13:11:04

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先に沈黙を破ったのは隆史だった。

「ここまで一人で来たの?幸は?」
「……幸は先生に呼ばれてたし。一人って言っても短時間じゃない」

あたしの言葉に、隆史が怖い顔で近付いてくる。


「……あれだけ、単独行動は禁止って言ったのに……まだ分かってないの?」


思わず後ずさって……背中が扉に当たる。
隆史の右手が顔のすぐ横に置かれた。


「……やっぱり……怒ってるの……?」


あれからずっと、隆史はピリピリしてる。
それにあたしに近付かないようにしてる気がする……。


「それともあたしが汚い……?あんな事されたから……」

「そんな訳……っ!!」


バンッともう片方の拳で扉を叩く。

思わず身をすくめたあたしに気付いて、隆史は離れていく。


「……ごめん。もう今日はいいから帰って。幸に送ってもらって」

その声が聞こえたのか……外から扉が開いて幸一郎が顔を見せた。
あたしは手を引かれるがままに生徒会室を後にした。



幸一郎の家の車で送ってもらいながら、あたしの心は沈んでいた。


「……大野は、いつでもリカの事一番に考えてるよ」

ぽつりと呟くような言葉に顔を上げる。


「……でも、あたしのせいで空気悪くしちゃって……」
「そんな事ない!」

幸一郎の手があたしの手に重ねられる。

「リカのせいなんて事、一つもない。そんな事絶対に言っちゃ駄目だよ」
「……幸」

「それと……あの事、大野にちゃんと言ってあげて。リカの口から」


幸一郎は優しい笑顔であたしの目をじっと見つめて、言った。

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コメント1

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  1. すーさん(31歳)ID:6580096・08/04

    ユリカさん
    最後の一文、超同感です!!笑
    憧れからか、ついついよく書いてしまいます( *´艸`)壁ドンと頭ナデナデ♡
    特に壁ドンは私の青春時代にそんな言葉がなかったので、思い出も何もないです(≧◇≦)
    若い頃に戻ってされてみたーい♡

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