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俺のものにしたい version B

恋ってステキ♡フィクションラブストーリー

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案じずにはいられない

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/03 23:39:27

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ユカはすぐさま走り出し、チンピラたち
から逃げようとした。


しかし、すぐに捕まってしまい
商店街を少し抜けた人通りのない
路地裏に連れ込まれてしまった。


「お姉さん俺たちといいことしようよ。」


「大丈夫だよ。
すぐ気持ちよくしてあげるからさぁ。」


「イヤっ!ヤメてっ!はなして!」


一人の男に羽交い締めにされ
もう一人の男に口を塞がれた


その時…!


バコッッッッ!!!


突然何者かが、ユカの口を塞いだ
チンピラの背後から蹴りを入れた。


うずくまるチンピラ男。


続いて、羽交い締めしていたチンピラ
の後頭部にも拳を叩きつけ
ひざまずかせた。


「ユカちゃん!
今のうち逃げよう!」


「……………!?

ケントさん…!」


ケントはユカの手を引っ張って
路地裏から猛ダッシュで抜け出した。


運良くタクシーがすぐに見つかり
一緒に乗った。


「ユカちゃん家どこ?」


「えっ…あ…

ル、ルミナスゆうきヶ丘ですっ…。」


「ルミナスゆうきヶ丘まで!」


「了解。」


ユカの家を目的地にし、タクシーは
走り出した。



走ること20分。


ユカが住むシェアハウスに到着した。


ケントも一緒にタクシーを降り
マンションのエントランスまで
ユカを見送りに来た。


「さっきは、
ありがとうございました…。」


「どうってことないよ。

それより…大丈夫?
一人で寝れる?」


「え……?」


「あ、いや違うよ!
そんなヤラシイ意味で言ったんじゃ
ないから安心して。

たださっきのことがあったから
心配になって言っただけだよ。」


「…本当、助けていただいたご恩は
忘れません。ありがとうございました。」


「いえいえ。夜道危ないからこれからは
気をつけるんだよ?」


「はい…。気をつけます。」


「じゃ。おやすみ。
今日は楽しかったよ。」


「…ご馳走までしていただいちゃって
すみません…。

これ、返します。」


ユカは財布から五千円札を取り出した。


「いいんだよいいんだよ。

由里子にも奢ったし。気にしないで!」


「でも……。」


「男に恥かかせないでくれって。」


それを言われてしまうと何も
言い返せない。


「じゃ、また明日!店でね!」


「…………おやすみなさい。」


ケントはニマッと笑い、停まっていて
もらったタクシーに再び乗り込み
帰っていった。





ユカがエントランスでエレベーターが
降りてくるのを待っていると…


「ユカたぁ〜ん♡
誰〜?今の〜?
もしかして、ユカたんの彼氏〜?」


最近仲良くなったシェアハウスの住人
若菜がニヤリとほくそ笑みながら
話しかけてきた。


彼女もつい先ほど帰宅してきたようだ。


「若菜ちゃん…!違うの!
今の人は彼氏とかじゃなくて、
ただの隣の職場の人!」


「へぇ〜。

な〜んか、さっきの彼、ユカたんに
気ぃ有りそうに見えたケドなぁ〜」


「そんなコトないよ!
誰にでもあんな感じの軽いノリだし!」


「ふ〜ん。」


このタイミングでエレベーターが
1階に到着した。


当然、一緒に乗り込む。


「でもさっきの彼、ここまで送って
くれたんでしょ?優しいじゃん♪」


「優しいというか…。

まぁ、女の子なら私じゃなくても
同じようにするんだろうな、あの人は」


「紳士〜!

ま、今度ゆっくり恋バナでもしよ♪」


「うん。そうしよ。」


「じゃあねー!ユカたんおやすみ!」


「おやすみ☆」


同じフロアの二人はエレベーターを
降りるとそれぞれの部屋へと帰って
いった。




ーーー…



一方であの男たちは…。


「ユカせんぱい、あっちでどうにか
元気にやってるみたいだけど…

ちょっとやっぱり心配よねぇ〜。
変な男に言い寄られてないか。」


「だな…。

あぁ〜もうっ!
早く逢いに行きてぇよ!
チキショウっ!
なんだよ10連勤って!」


ユカと離れて1ヶ月が経とうとする今でも
彼女の身を案じずにはいられない
レイナとショウヘイなのであった。

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