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先生と2人で

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2017/08/05 10:16:43

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楽器を購入してから初めての志水先生のレッスンの日。





指揮者の志水先生が合奏室のドアを開けた時、志水先生の後ろに田北先生がいるのが見えた。


『・・あ・・』



今日は志水先生だけの予定だったけど、田北先生もいるんだ
やったー♪


おもいがけず先生に会えて、にやけそうな顔を堪えた。



すぐに志水先生のレッスンが始まる。



田北先生は、私の右隣に座り、合奏の合間合間に反対側にもいる同じパートの部員も交え指導してくれている。




先生が合奏中私に 『こうした方がいい』 など指導してくれるとき、志水先生も私達2人の話が終わるまで待っていてくれて、それがなんだか嬉しい。






先生は私の譜面を見ながら吹いているので、どうしても私の右足と先生の左足がぶつかってしまう。



意識する方がおかしいのに、触れてる部分にどうしても気がいってしまう。





『ここ、書いていい?』


と、私の譜面に書き込みをしている。


ペンを持つ手にも見惚れてしまう。



キレイな指だなー
細くて、ちょっとゴツゴツして、少し乾燥してる。
こんな大きい手と長い指で、逆に吹きづらいんじゃないかと思ってしまう。







レッスンが終わり、ミーティングも終え解散になり、部員がざわめきだした時、私は先生のもとへ行った。




『先生、楽器、ありがとうございました。』



『おぉ!
どう?自分の楽器は。 嬉しいだろー?』


『はい! なんかもう違う楽器みたい・・』


『そうだろそうだろー?
可愛がってあげてね
一応選ぶときもちろん吹いて選んでるけどさ、どっか調子悪いところない?』


『特にないですけど・・
あ、でもちょっと上の方の音がだしづらいかもしれないです
でもそれって私の問題かもしれないんですけど・・』




『あーそうなの?
トラックでガンガン運ばれちゃってるもんね
ちょっと吹かせて。 ・・いい?』


もちろん!



『お願いします お時間大丈夫ですか?』



『うんうん、全然平気。 だって俺教えにきてるんだもん』


『じゃあさ、ここちょっと賑やかだから、お前どっか教室とれる?
静かな方がいいかな』



顧問に許可をとって、私は自分のクラスの教室を取った。

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