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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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浴衣《260》

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テーマ:小説 > BL

2017/07/31 20:22:00

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





しばらく2人は寄り添って川面を
眺めていた。


「そろそろ帰るか」

「もう帰るの?」


タクミはカオルの左腕を引き寄せ
腕時計を覗き込んだ。


「まだ9時だよ~」

「迎えを頼んでおいたからな」

「えー、つまんない、つまんないー」


駄々をこねるタクミ。すると、カオルが
フッとわらう。


「そういうタクミも可愛いな」

「もー、そうやって誤魔化すんだから」

「本当に可愛いから仕方ないだろ」

「ブーブー」


唇を尖らせてブーブー言う。


「お前さ、明日には寮に戻るんだろ。
寝ずに朝日を見るんだからな」

「え?どーゆーこと?」


キョトンとしてカオルを見上げる。


「こういう事」


タクミの浴衣のあわせから手を忍ばせ
胸の突起の周りを指でなぞった。


「あっ」

「わかったか?」

「やん…………判ったから……ゃ……ゃ」

「じゃ、帰ろうか」


タクミは唇を噛んで、コクコク頷いた。



来たとき降りた場所までくると、赤い
車が見えた。


「時間通りだな」


満足げに口角を上げるカオル。
車に乗り込むとエアコンが効いていて
ホーっと息をつく。


「寒くないか?」

「大丈夫だよ」

「急激に汗が冷えるとよくないからな」

「うん」


そうこうするうちにマンションに着いた。
2人が車から降りるとカオルは店に
向かう。


「タクミ、浴衣を脱ぐなよ」

「ん?」

「着せたのを脱がせるまでが、祭りだ」

「は?何それ?遠足じゃないんだから」

「すぐ帰るから、待ってろ、いいな」

「はい」


カオルは早足で店への階段を下りていった。






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