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いつか出逢ったあなた

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/08/02 20:15:03

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この際、コネは使おうよ!!って事で、『二階堂のコネ』を使いまくり。

安旅なのに、結構いいホテルに泊まる事が出来た。

先生、ありがとう♡


チェックインしてすぐ、紅美が散策してくるねー。って出て行って。

あたしは、部屋で希世にメールをしてた。

あ、もちろん、あたしと紅美は相部屋。

男性四人は、曽根さんの『みんな一緒がいい!!』って意見が通って、大きな部屋に四人で泊まってる。


メールも一段落ついたし。

あたしも、ちょっと散策に行ってこよーっと。


部屋を出てロビーに降りてると。

「沙也伽。」

声をかけられた。

振り向くと、ノンくん。

「あ、どう?男四人部屋。」

「曽根がうるさくてたまらない。」

「あはは。曽根さん、鼻血が出そうなぐらいのテンションだよね。」

最初はおとなしい人だと思ってたのに。

猫かぶってたのか。


「沙都知らね?」

「沙都?ううん。見てない。」

「そっか。ちょっと聞きたい事があるんだけどな…」

「見かけたら言っとくよ。」

「ああ、頼む。あ、それと…」

「ん?」

ノンくんは、何か言いたそうな…

だけど、ためらって…

「何?」

「いや…」

「あ、もしかして、Lipsの事?」

あたしがそう言うと、ノンくんは目を細めて。

「…何があったか、覚えてないんだ。」

低い声で言った。

「…だろうね。あんなノンくんは初めて見たよ。」

「…どんな事になったのか知りたくないから、忘れてくれ。」

「えー、貴重だから覚えてたいよ。」

「……」

「本当に覚えてないの?」

「…不覚にも。」

あたしはたぶん…すごい顔をしてしまったんだろう。

だって、ノンくんの目が…見る見る…

「おまえ…」

「えっ…何…」

ノンくんはあたしにズイッと詰め寄った。

「うっ…あ、あの…ち…近いん…ですけど…」

あたしが小声でそう言うと。

ノンくんはズイズイとさらに近付いて…

あたしは、その分後ろに下がって…

ついには…

壁ドン…ですよ…。


「何があったか、誰にも言うなよ。」

「…覚えてない…んだよね?」

「覚えてないから、言ってんだ。」

「……」

「いいな。もし言ったら…」

「言ったら…?」

ノンくんは、ただでさえ至近距離なのに…

あたしの耳元に口を近付けて。

「…抱くぞ。」

「!!!!!!!!」

ひぃぃぃぃぃぃーーーーーー!!

あたしは、真っ青になったと思う。

「そっそっそれはこまっ…困るから!!」

「だったら約束しろ。言うなよ。」

「いわっいわなっ言わないよっ!!」

「…よし。」

ノンくんがいつものニヤニヤ顔になって離れて。

あたしは…

この…サド!!セクハラ野郎!!エロギタリストーーーー!!


心の中で叫びまくった。

ああああ、ごめん!!希世!!

あたし、不覚にも、ちょっとドキドキしたー!!

だって!!ノンくん男前なんだもん!!


…でも。

ノンくん。

本当に…覚えてないの?


すごく素直で…可愛かったんだけどなあ。

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コメント2

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  1. ヒカリさん(99歳)ID:6579804・08/03

    レイさん
    私にも教えて〜!←忘れたのか!
    さやかちゃん、いいキャラですよね( *´艸`)

  2. レイさん(37歳)ID:6579475・08/02

    沙也伽ちゃん!おしえてください!!!

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