paradox

好きな人はサイコパス ☆フィクションです☆完結しました!

  • 記事数 788
  • 読者 780
  • 昨日のアクセス数 492

番外編・器用貧乏

しおりをはさむ

テーマ:小説 > 男女関係

2017/07/29 10:00:04

  • 95
  • 0

さっさと善の部屋から服と日用品を持ち出して
銀次君の部屋に戻った。


『まだ家出すんの?』

『うん。』

銀次君の部屋に勝手にスペースを作って
ドサッと鞄を置いた。


『まぁ…いいけど。俺はそのうちこの部屋出るから。』

『えっ…引っ越しちゃうの?』

『そりゃ、事務所があるからここに住んでた訳だし。』

『……そっかぁ…』

『家賃は3ヶ月先まで払ってあるから。
好きーなだけ家出していいよ。』



なんか、笑えないな。
これが寂しいって事なのかな。



『よし、飲もう!』

『は?こんな時に?』

ドン引きの顔。



『この通夜モード止め止め。
落ち込んでても仕方ないよ。舜も呼ぼう!』


舜の電話は留守電だったからLINEを送っといた。


「銀次君の部屋に集合!
ついでにファミレス寄ってナナちゃん連れてきて!」



こっそりナナちゃんも呼んどいた。




『じゃあ、なんかつまみでも作るか…』


全然乗り気じゃないのに、立ち上がり
冷蔵庫の中の物を見ながら銀次君が呟いた。



………典型的な器用貧乏。




…………………………………………………………………………………



『お邪魔しま~す。はい、酒とお茶。』

『ありがと。さすが!気が利く~!』


何にも言ってないけど(下手すりゃ飲もうとも言ってない)
舜はちゃんと飲み物を持参してきた。



『おー、舜。いらっしゃ…………』


銀次君はエプロンをして、つまみのお皿を持ったまま
固まった。


『こんばんは…』



銀次君の視線は
舜の後ろに居たナナちゃんに釘付けだった。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. 私は、アブドゥールより一足早くジムを出て、部屋に向うことにし...

  2. 私「安心して下さい!」アキラ「はいてますよ‼︎」...

  1. アロマオイルの残香が部屋にふわっとひろがってさっきまで...

  2. 揚げ物臭

    2014/12/18

    仕事からお家に帰ってきたら普通に部屋着に着替えるんですが...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

11/23 編集部Pick up!!

  1. 作ったご飯を毎日こっそり戻す夫
  2. 荷物の上に座られてモヤモヤ
  3. 子持ちが羨ましくて退職を決意

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3