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♧abc…*アスタリスク曖昧な回避3

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テーマ:小説 > 短編

2017/07/28 18:50:57

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レトロな珈琲喫茶

店内は冷房が強くて寒いと感じるほど…








クラッシュアイスがたっぷり入ったグラスに

熱い濃いめの珈琲が…



……



「お待たせしました…アイスコーヒーです」と


ウェイターがストローと

ミルクとガムシロップを添えて

私の対面に座るヒロくんの前に…








香ばしくローストされた豆の香り




私の前にはホットコーヒーが…




一礼してから

ウェイターは他テーブルへ…






佐藤弘樹…ヒロくんは


ガムシロップを先に入れストローで

よく混ぜそれからミルクを

ゆっくりと渦を描く様に注ぐと

白と茶の

マーブル模様が描かれた…とても綺麗…




私はストレートで

コーヒーカップを口へと運ぶ




「 ヒ、ヒロくん…」っと私から



私の呼び掛けにストローを咥えたまま

上目遣いで私の方を見るヒロくん



「 あの…あの日…

ヒロくんは…えーっと

な、なんて言ったらいいのかなぁ💦…」



「 ユリ…って呼んでもいい?…」と

ヒロくんが…私は頷く…


私の体は何度もヒロくんに抱かれてる




深く深呼吸したヒロくんが


「 あの日…起きた事を俺から話すよ

その後に…

ユリの身に起きた事を話してくれ…」




私は嘘をつく


「 うん…分かった…」と



私のコーヒーの湯気がユラユラ揺れた



ヒロくんがあの日の私の知らない

事実を話し出した…




「 あの時…逃げ出した瑛里を追って

5人でホテルを出た…

瑛里は直ぐに見つかったんだ

追い詰めて捕まえようとした時

空から人が…それも女


(たぶんその女が天野花琳だと私は思った)


その女は瑛里と高校が同じ

すっげー美少女…でも性格は最悪だ

悪魔みたいな女だった…」




ヒロくんは思い出すのも嫌みたい

顔が歪んでる…



ストローをグラスから引き抜くと

そのままグラスを口に運びゴクゴクと



「ふぅーっ」と大きく息を吐くヒロくん


私は待っている

ヒロくんの口が開くのを







「 そいつ不思議な力があるのか…催眠術⁈

瑛里を眠らせた後

指をピストルの形にしたかと思ったら

俺以外の皆んなを狙って

バン…バンって声を

そしたら次々と仲間が

呻きながら倒れたんだ…


そりゃ驚いたよ


でもな…





それよりも…怖かったのが



女は笑いながら

「 楽しいっ」て言ったんだよ…」




私が指をピストル👉🏻の形にして

ヒロくんに見せたら



頷き「そのれだよ…」と



「ヒロくんと瑛里さんは

その後どうなったの⁈…」



「 女に脅されてタクシーで

瑛里を家まで送ったさ…」










私もコーヒーをひとくち

少し冷めて飲みやすい…




「 その悪魔の様な美少女も一緒に? 」




ヒロくんはタバコをポケットから出し

火を付けた…



「 あぁ…一緒だ


(スーッとタバコを吸う…吐くを繰り返す)



タクシーに乗り込む前に俺は

思いきって…怖かったけど

気になってた事を聞いたんだよ

教えてくれって…



仲間に何をしたんだ?

何で倒れたのか?って…


そしたら…


(そしたら⁈)


俺も同じ目にあった


頭に衝撃…もの凄い痛みに

でも…それも一瞬だった

俺は直ぐに気を失ったし…



後で知った事だけどさ

タクシーの運転手もヤラれったって

聞いて驚いたよ…



病院で目が覚めた時

記憶がぶっ飛んでてさ

医者や警察に色々聞かれても

答えられなかった…


タクシーの運転手も

先にヤラれた仲間も同じ…

いろいろ検査しても異常無し



その後はもーう…訳がわからない




……





退院して数日だった頃


警察が事務所に来て色々調べて行ったよ


だけど…なーんにも出ない


PCがウィルスにやられてて

証拠となる様なデータは消滅…」



あっ!イオリくんが作ったあの🦋蝶

私がUSBメモリーを…



私は「 フフフッ 」と思い出して

笑みが溢れてしまった




「 捕まりはしなかったけど

組織は警察に目をつけられるわで



大事な顧客名簿も女子高生の個人データも

AVムービーも…なーんも無〜し…」




ヒロくんは両手を挙げ万歳のポーズを




「 ヒロくん?…貴方は今何を…」



「 俺? 」と言って顔を指さすヒロくん



頷く私…




「 俺を縛ってたあの社長…

ユリのパトロンがさ…」って言った


「 あっ!」とヒロくんが

「 ゴメン 」っと私に謝罪




私は「気にしないで…」と











会計を済まし店を出る


私が…


「 ヒロくん…私の話は?

どうするこの後…時間ある?」と聞いたら



ヒロくんは右手を挙げ


「 嫌…ユリが元気そうだから

安心した…

もーいいよ…俺…心配だったんだ…」




私は「ありがとう…」と言い

彼とは反対方向へと数歩…歩き出した

その時ヒロくんが



「 ユリ…社長の事は多分…心配無い

今後ユリに関わる事は無いから…」




私が「 何故?」と聞き返すと



ヒロくんの目が泳いだ

迷ってる?私に話す事を?

それでも…



「 社長の…い、石川は行方不明…


(社長が?)


社長は…お、おそらく組織に消された…」






ヒューーーッドッカァーンっと


一発目の打ち上げ花火が…





ヒロくんの姿は浴衣姿の人々の中へと


紛れて消えた…





ヒューーーッドーン





さぁ花火大会が始った










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