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その黒いUSBには、彼女が今まで夜を過ごした男たちの名前と職業が入っている。

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テーマ:小説 > 短編

2017/07/27 21:35:44

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少し前から実家の稼業を継ぐために、そろそろ戻って来いと言われていた。とTetsuは言った。
彼女と出会ったことで、それを引き延ばしていたことも。


ー そう、知らなかった。じゃあもうお別れね。


その言葉を口にすると、彼女は少し肩の荷が降りた気がした。それと同時に、彼は彼女をゆっくり引き寄せた。


彼の腕には慣れているはずなのに、彼女には初めての時のように感じられ、緊張感すら感じられた。


馴れ合いは、心地がいいがスリルがない。
スリルがないのはつまらない。終わりの見えた関係ほど、背筋がゾクゾクする。



結局、彼女が好むのは後者の付き合い方なのだ。


彼は彼女をゆっくりソファに押し倒した。
いつもの戯れ合いのようなふざけた空気はそこにはなくて、それが彼女を妙に興奮させた。

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