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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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あーん《258》

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テーマ:小説 > BL

2017/07/29 22:06:18

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





カオルは2人分の明石焼きを買い、
タクミを見下ろす。


「川辺で食べないか?」

「そうだね、ゆっくり座って食べよ」


参道を川辺の方に向かって折れ、
階段をおりると、喧騒から離れ、
人も減った。

空いているスペースに、並んで腰を
下ろし、タクミはカオルから明石焼き
を受け取った。


「わっ、まだ熱いね」

「作り置きのじゃなくて、焼きたてを
もらったから」

「やるなぁ、カオルさん」

「ほら、こぼすな」

「ふぉーい」


爪楊枝で1つ持ち上げ、フーフーと
息を吹き掛けてから、口へ運んだ。


「あふぉい、アフアフ、でも、おいひー」

「感想は飲み込んでから言えよ」

「フォフ、フォフ」


熱さに耐えながら食べるタクミを、
見ていると、笑いが込み上げる。

カオルもひとつ、口へ運ぶ。


「たこ焼きと違って、これもまた
旨いな」

「うん、ふわふわで美味しい」


8個あった明石焼きが、あっという間に
無くなってしまった。


「まだ、食べるだろ」


カオルが爪楊枝に刺して、差し出す。


「カオルさんの、無くなっちゃうよ」

「俺はお前の嬉しそうな顔が見られれば
お腹一杯だから」

「それじゃあ、あーん」


タクミは大きな口を開けた。そこへ、
程よく冷めた明石焼きが入ってくる。


モグモグモグ


「あれ?味が違うよ」

「え?同じのを買ったぞ」

「もう1つちょうだい」


ホラッと、カオルがタクミの口へ入れる。


モグモグモグ


「あ、わかった」

「なんだ?」

「ふふ、カオルさんが食べさせてくれた
から、美味しいんだぁ!」

「おまっ……」


タクミはニコニコとカオルを見上げた。






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