ブログランキング35

【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

  • 記事数 2442
  • 読者 583
  • 昨日のアクセス数 6302

あーん《258》

しおりをはさむ

テーマ:小説 > BL

2017/07/29 22:06:18

  • 42
  • 0

☆ボクはそれでも恋をする☆       





カオルは2人分の明石焼きを買い、
タクミを見下ろす。


「川辺で食べないか?」

「そうだね、ゆっくり座って食べよ」


参道を川辺の方に向かって折れ、
階段をおりると、喧騒から離れ、
人も減った。

空いているスペースに、並んで腰を
下ろし、タクミはカオルから明石焼き
を受け取った。


「わっ、まだ熱いね」

「作り置きのじゃなくて、焼きたてを
もらったから」

「やるなぁ、カオルさん」

「ほら、こぼすな」

「ふぉーい」


爪楊枝で1つ持ち上げ、フーフーと
息を吹き掛けてから、口へ運んだ。


「あふぉい、アフアフ、でも、おいひー」

「感想は飲み込んでから言えよ」

「フォフ、フォフ」


熱さに耐えながら食べるタクミを、
見ていると、笑いが込み上げる。

カオルもひとつ、口へ運ぶ。


「たこ焼きと違って、これもまた
旨いな」

「うん、ふわふわで美味しい」


8個あった明石焼きが、あっという間に
無くなってしまった。


「まだ、食べるだろ」


カオルが爪楊枝に刺して、差し出す。


「カオルさんの、無くなっちゃうよ」

「俺はお前の嬉しそうな顔が見られれば
お腹一杯だから」

「それじゃあ、あーん」


タクミは大きな口を開けた。そこへ、
程よく冷めた明石焼きが入ってくる。


モグモグモグ


「あれ?味が違うよ」

「え?同じのを買ったぞ」

「もう1つちょうだい」


ホラッと、カオルがタクミの口へ入れる。


モグモグモグ


「あ、わかった」

「なんだ?」

「ふふ、カオルさんが食べさせてくれた
から、美味しいんだぁ!」

「おまっ……」


タクミはニコニコとカオルを見上げた。






同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. タッパに(冷凍していいもの)買ったばかりのプレーンヨーグ...

  2. ☆ボクはそれでも恋をする☆       カオルは...

  1. この間、例の方から、体が酸性気味になってる気がするって言われ...

  2. was sure having… Girls Time…...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

11/21 編集部Pick up!!

  1. 付合い辞めたら悲劇のヒロイン化
  2. 不倫相手と関係切れていなかった
  3. 未婚なら複数交際するのはありか

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3