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【小説】ボク恋~カオル編~

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舞《253》

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テーマ:小説 > BL

2017/07/27 17:56:23

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





社殿のある方から祭囃子が聞こえてくる。
奉納の舞があるようで、祭り客もどんどん
そちらへ集まっていった。


「タクミも見る?」

「うん、みたい。ボク、4年も住んでるのに
こんなお祭りがあるなんて全然しらなかった」

「だろうな」


カオルはタクミの手を取り、参道を奥へ
進んでいった。
進めば進むほど、人が多くなり、込み合って
くる。

ようやく舞台の近くまでくると、舞が始まって
いた。


「見えるか?」

「うん、なんとか…」


とは言いつつ、背伸びをしてようやく巫女の
冠が見える程度。


「タクミ、俺の前に来い」


カオルの前にくると、人と人の隙間から、
舞台が見えた。


「わぁ、キレイ」

「やっと見えたな」

「うん」


巫女のまとう水色の衣装が川の水を
あらわしていて、回転するたびに、
水の流れの様な軌跡をたどる。

雅楽の音色に合わせ舞う、その姿は
とても美しく、タクミの目をくぎ付けに
した。

20分ほどの舞が終わると、巫女は持って
いる榊にかめの水を付け、撒き始めた。


「うわぁ、冷たい」

「ご利益があるらしいぞ、浴びとけ」

「えぇ~、そうなの。じゃあ」


タクミは両手を天に向かって広げ、水を
浴びる。


「でも、冷たい」

「噂では氷水らしい」

「それ聞いたら、神秘もなにもなくなった」

「ははは、すまんすまん」


巫女たちが社殿にさがると、参拝客もバラ
バラといなくなった。


「俺たちも屋台を楽しもうか」

「うん、お腹すいた」

「何食べる?」

「う~ん」


タクミが悩んでいると、しょうゆの焼ける
いい香りが漂ってきた。


「イカ焼き!」

「イカくせぇのがいいのか」

「ちょっ!」


タクミの顔が赤くなる。


「じょーーーーーだんだって」

「もぉ!」


タクミに腕をペシペシ叩かれながら、カオル
は笑って、屋台の方へ歩いていった。





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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:6577214・07/28

    マイコさん

    伸ばすところが、ミソよ(笑)

  2. マイコさん(35歳)ID:6576843・07/27

    カオルンジョーーーーク笑笑笑笑

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