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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)86その香りに包まれて

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/07/27 21:07:12

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大きく一つ、深呼吸をした。隣の彼の手を握る。ちらりと私を見た彼の目は、どこまでも温かく、私の怒りを鎮め、穏やかにさせる。

「本部長には大変お世話になり、感謝しています。初めてお会いした日のこと…今でもよく覚えています。」
新人研修の時、不器用な私を最後まで残って教えてくれた。コーヒーが大好きで休みの日には、一緒に純喫茶をめぐった。

色々な思い出が走馬灯のように駆けめぐる。

「仕事が恋人だろって言われて……それでも私は仕事が好きで……そのおかけで、彼に出会えた。これも本部長のお陰かもしれませんね……」
彼が私の手を撫でた。
「本部長、理沙との間に色々…あったことは知っていますが……これからは俺が彼女を幸せにしていきます」
彼の宣言に、本部長は小さく頷いた。
「出来るだけ、ご迷惑かけないようにしますので、よろしくお願いいたします。」
彼は頭を下げる。私も頭を下げた。

胸につかえていた何かが取れて、胸の風通しが良くなった気がした。

私と別れてから、本部長が私のことを気にかけていたことは事実だ。ことあるごとに声をかけてくれたり、食事に誘ってくれたりしていた。それを断ることもせず、その関係に甘えていたのは私だ。


「二人とも頭を上げろ……」
本部長はスッと立ち上がると、扉に向かった。
「これで最後だ…理沙、幸せになれよ……山下が浮気したら俺に言えよ?」
振り向いた本部長は、にこやかだった。
「そんなこと絶対にないですよ!」
彼が即答する。
「ハハ…そうか…じゃあな!」
片手を軽く上げて、本部長は出ていった。

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