きゅん♡とするおはなし

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スキナツ 9

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/07/27 14:39:28

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5.あつしの好きなもの




「ど、どこ行くの…?」

ミクが俺の右腕をしっかり掴んでついてくる。
辺りは街灯も少なくて真っ暗な人気のない道。


「……怖い?」
「そんなことないけど……」


素直に怖いって言えばいいのに、そういうとこも可愛い。


「染井くんのおじさんに聞いたんだけどさ……この辺有名な心霊スポットがあるんだって」
「え!?」

みるみるうちにミクの顔が引き攣る。

「俺、心霊とかホラーとか大好きで。夏はテレビとかでも特集多いから嬉しいんだよな」
「……そ……そうなんだ……」


……本当はミクが嫌いなら止めようかと思ってたけど……これ絶対強がってるよな?
でも聞いた話も気になるし……少しぐらいならいいかな?

俺はしがみついてもらえて胸が当たるからラッキーだし♪


「この道を登って行くと橋があるらしいんだけどさ、そこが自殺者多いとかでさー夜になるとそこに……」

その瞬間、風が吹いて木の葉っぱがガサガサと大きな音を立てた。
「きゃー!!!!」


「大丈夫……ただの風だよ」

安心させようと肩を抱くと、少し震えている。
心霊スポットは諦める事に決めて、近くの公園のようなところに入った。


本当にただ落ち着かせようと思って入っただけなんだけど……。


ベンチで座っていると、何処かで掠れるような女の声が聞こえる気がした。

「……な……何か聞こえない……?」
再び震え出して体を近付けてくるミク。

「……うん……でもこれ、多分……」


よくよく聞いてみると……あの声……?
そういえば道路に停まってた車も、不自然に揺れてたな。


俺はミクの耳元に唇を近付ける。
「多分ここ、カップルのデートスポット」
「え!?……じゃあ、あの声は……?」


しばらく考えた後、理解した様で顔を赤くする。


……これはもう、俺達もあやかるしかないか。笑

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コメント2

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  1. すーさん(32歳)ID:6576767・07/27

    美雪さん
    昼間からすみません(*ノωノ)
    リーゆいは一番展開を悩んでいたりします…。
    お付き合いください♡

  2. 美雪さん(37歳)ID:6576737・07/27

    きゃー!!
    昼間の続きが始まるのね・・・。
    夏の夜は開放的だね。
    次はリーくんとこも・・・。

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