Cry for the moon

無い物ねだりな恋

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新月の夜の再訪者

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/07/27 10:22:05

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いつもの時間に起きて、いつもの時間に準備、いつもの時間に家を出る。
お店に着くと珍しくカギがかかっている、カギを開けて開店準備を始める。
りんごがあわてて入って来て
「月ちゃんゴメン、仕入れに時間かかっちゃった」
「大丈夫よ、私も今来たところだから」
ふたりで仕入れをしまって、作業を続ける。
開店時間も近づき準備も終了、お客さんを迎えるだけ。
意気込んでみたものの、お客さんは来ない。
りんごが一生懸命営業メールをするもなかなか手応えのない感じ。
今日もヒマなのかな?と思ってるところに1人入って来た。
「いらっしゃいませ〜」
照れ臭そうに入って来たのは裕司だった。
「こ、こんばんは」
「あらー裕司さん、今日はお一人?ありがとう」
あまり喋らない感じでおとなしい人だなと思っていた。
またまた天気の話からくだらない話をしながら飲んでいると
「月ちゃん、一曲歌ってよ」
「なにかリクエストありますか?」
「月の雫」
哀しい歌だがいい選曲、私も好きだし得意だ。
歌い終わると裕司が
「上手いなぁ〜泣けてきたよ〜」
「なにか思い出があるの?話したくないなら、話さなくてもいいですよ」
聞き返すとまあまあという感じではぐらかされた。
今夜は新月、月の出ない夜は更けていく。

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