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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)83その香りに包まれて

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/07/25 16:55:20

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どれくらい彼に背中を撫でられ、彼の胸に甘えていただろうか……あまりにも心地よすぎて離れたくない。

自分の考えていた心配や不安なんてとても小さな事のように感じる。

私は彼と一緒に生きていきたい
彼とともに時を過ごしていきたい

彼が…ではなく、私がそうしたいのだ。そんな簡単なことに、何を迷っていたのだろうか?

そうするためには、どうしたらいいか二人で考え、悩めばいいだけのことだ。

そう…私は一人ではない。

この先の人生を、

今ここにいる潤とともに歩いていくのだ

強い決意が私の中で、芽生えた。

その小さな若葉は、いずれ葉を繁らせ、花をつけ、実をつけることだろう。


「理沙…」
「ん?なーに?」
顔を上げ、彼を見上げる。
「そろそろ…来るかも…」
「ん?誰が?…………」
「理沙……忘れちゃった?さっき、何作ってた?」
「報告書…………あー!」
彼から離れ、デスクの報告書を確認する。
「ヨシ!これは出来てるから…」
ふと聞こえた小さな笑い声。
「そういうとこ…嫌いじゃない…」
彼がニッコリ微笑む。
「もう!ちょっとバカにしてるでしょ!」
「バレた?」
二人の笑い声が部屋に響く。

「いるかー?」
部屋の外から声が聞こえた。彼が立ち上がって部屋の扉を開けた。
「おお、山下もいたのか?」
「はい、お疲れ様です。本部長後でお話ししたいことがあるのですが……」
「なんだよ?辞めるって話じゃないだろうな?」
本部長の怪訝な顔が見える。
「まぁ、いい。後で呼ぶから待ってろ」
「はい」
彼が部屋から出ていく。本部長とすれ違い様、私を振り向き、口パク。

後でね

私は小さく頷いた。

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