真夏の白昼夢

望まない妊娠、産まれた子の人生、壮絶な半生とは?お時間ある方はのぞいて下さい。

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父親の存在。

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/07/24 18:57:06

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その日は例年より遅い台風が通過していた。

いつも外回りの社員達も半ば諦めて、早めの

デスクワークである。

セイジは窓の枠の中で狂ったように暴れる

大木を眺めながら無意識にミチの姿を探して

いた。

給湯室から、青ざめたミチが上司のデスクに

駆け寄っていくのが見えた。

「あの、暴風警報が出たので子供の保育園が

すぐお迎えに来て欲しいそうです。

今日は早退させて下さい。」

人間、気になる声というものは距離がある

ない、に関わらず、はっきり聞き取れる

ものである。

帰り仕度をするミチの側へ行くと

「ミチさん、僕今から出るのでよかったら

駅迄でも車で送りますよ。その方が歩く

より、早いし。風凄いし。子供さん、早く

行かないと心配ですよね?」

セイジは本当に、心配だった、

ただそれだけだった。

一瞬驚いたミチの瞳が大きく見開かれたが、

直ぐいつもの表情に戻り

「よろしくお願いします」と、頭を下げた

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