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ラストマーメイド(5)

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2017/07/24 04:31:39

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きっと、もう待てない。そういう表情に感じて、知花はせつなくなり瞳を閉じた。
冷たい指が緩急つけて食い込むたびに、肌の温度が吸い取られる感覚。隆起の先をニュルニュルと這うものに反応し、身体の奥からこみ上がる熱。接触と循環のその渦に酔い、緩む隙間から声が出ては慌てて口に手を当てた。
コハクが脚の動きだけで徐々にジーンズを脱いでいる事に気付いて知花が目を開くのと同時に、知花の口元の手をよけコハクの顔が近付く。
下唇を優しく挟まれて、今度は上唇にチュッとコハクの唇が当たった。
知花もやわらかくコハクの唇を挟み、舌先同士が触れる。
知花の頬にそえたコハクの手の指先が、知花のこめかみを微かに撫でた。
コハクの想いもキスも手も優しくて、知花はトロンと脱力した。
が、コハクの片手が脇腹から腰へとおりていくのを感じて、知花は息が止まる。
下着を脱がそうとするその手を、知花はまた拒絶した。
「・・・知花、嫌ならそう言え」
唇を離し、コハクがボソリと低い声で呟いた。
「ち、ちがうの・・・」
コハクから逃れるように上半身を起こした知花は、違うというジェスチャーで両手をぶんぶん振る。
「だって・・・こんな・・・・・・恥ずかしいよ・・・」
人に服を脱がされる経験なんて今まで一度も無かったのに、しかも、パンツ!?コハクの手にそれを預ける事も、知花は絶対に耐えられなかった。
「自分で脱ぐから待って!!?」
クルッと背を向けてまずはシャツを脱いだ知花の後ろで、コハクは自分の頬をつねっていた。頬の笑筋が無意識に上がってしまう初めての現象に、ただただ驚いて。
葛藤と抵抗に何度も迷いながら、知花は半ば捨て身で下着を脱いだ。震える手で掴むシャツで身体を隠しながら、恐る恐るコハクに振り向く。
当然コハクはすでに全裸で、あぐら座りに頬杖をつき知花を待っていた。
目のやり場に困り視線を泳がせる知花だが、コハクはまっすぐ知花を見ている。
「あの・・・そんな見ないで・・・」
シャツで顔を隠す知花を、コハクが抱き寄せる。
あっという間に仰向けに倒され、シャツが引き剥がされた。
有無を言う間もなく絡みつく、唇・・・。そこから怒涛のように押し寄せる、コハクの衝動思念。言葉は無く、圧倒されるほど膨大で、まっすぐな性衝動。
コハクからの荒い呼吸が知花にぶつかった。伸びた犬歯がカチリと当たり、うねる舌が知花の口内を深く犯す。
コハクに意識を飲みこまれ、支配され、全身が動かせない。
足と足の間にコハクが割り込み、大腿部が開かれていく。わずかに残る自我にある羞恥心は、砕片から砂粒となり散らされてしまった。

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