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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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テーマ:小説 > BL

2017/07/22 20:01:20

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☆ボクはそれでも恋をする☆       





タクミを寝かせつけた後、カオルは自分の
部屋でPCに向かっていた。


「なんだよ、この複雑な関数は…」


悪戦苦闘中。
たまに肩をぐるぐる回したり、背中を
伸ばして、頭を整理する。


「しかし、福祉大学に通う学生が扱う
ものかね……こんな複雑なもん……」


つい、愚痴が口からこぼれる。


コンコンコン


控えめなノックが聞こえ、カオルは時計を
みた。


「3時か…」


固まった首を鳴らしながら、ドアを開けると
タクミが立っていた。


「起きちまったのか?」

「おしっこしに来たら、明かりがもれて
たから……もしかして、さっき頼んだ奴?」

「ああ、思ったより苦戦してる」


バツが悪そうに笑ってこめかみをポリポリ
かいた。


「どこまでできたの?」

「表はできてるが、演算の仕込みがまだ
3分の1くらい残ってる」

「じゃあ、ボク替わるよ」


カオルの肩越しにPCを覗く。


「何言ってる。お前は休みなさい」

「ずいぶん眠ったから……」

「まだ足りないだろ。しっかり睡眠をとって
体調を万全にしろ」

「う~ん、カオルさんにだって睡眠とって
欲しいしもん」


甘える様に抱きつく。


「判った、あと1時間だけやったら寝る」

「ボクだったら後30分で仕上がるよ」

「はぁ…」


カオルは降参とばかりに両手を上げ、タクミ
にPCを明け渡した。

タクミは公言通り30分で終わらせ、バック
アップをすませると、PCの電源を落とした。


「はい、おしまい」

「さすがだな…」


作業の様子をベッドから見ていたカオルは
タクミを手招きした。


「♡~」


タクミは嬉しそうに微笑んで、カオルの
横にコロンと寝転がる。


「一緒に寝よ♡」

「ああ」


カオルの差し出した腕に頭をのせ、すり寄る。


「おやすみ」

「おやすみ」





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