pain of heart 心の痛み

傷を負った8歳の私から始まる ノンフィクションリアルストーリー

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2017/07/22 06:58:24

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結局かっちゃんはどうする事も出来なかった


そして子供達が帰ってくる…


ヤツは目を覚ました

その人格にかっちゃんは「キョウコ」と名付ける
狂子と書いてキョウコ…


「キョウコ?好きに呼べ」


子供達は誰も気づかない

ご飯を作ったり、洗濯をしたり意外にもキョウコは子供達の前では普通だった

演技だとは思うが…

ただ、調味料が何処にあるとかそういった情報はわからないので少しぎこちない

かっちゃんだけはユキではなくキョウコだと知っていたので複雑な思いだった

「この方が自然とこの家に溶け込めるだろ?誰にも気づかれず少しずつ壊していくよ…」


キョウコが何を考えているのかわからない

それが怖かった



かっちゃんは考える…

みゆちゃんは姉的存在で相談役、にゃおは理想の自分、小さなユキちゃんは身代わり

それぞれ存在に意味がある…

じゃあキョウコは?


わからない…


こんな何を考えているかわからない様な、包丁を持ち出したりカーテンに火をつけたりする人格に意味があるのか?


そう考えていると


「ぐっ!ゴホッ!」


突然、背後からコードで首を絞められる

かっちゃんはなんとか力ずくでそれを振りほどく


「ハァハァ…何しやがる!?」


「お前油断しすぎ!いつでも殺せるよ!?」

そう言って不敵に笑うキョウコ

「お前何したいんだよ!?」

「さぁね」

本当に何をしたいのか
何を考えているのかわからない

だからと言ってかっちゃんはどうすれば良いか答えは出ない


そんなうちにキョウコはまた眠ったようだった



「おい!わかるか?」

眠ったはずのキョウコが目を覚ます

「お前これからどうするつもり?一応心配だから来てやったぞ!」

違う!これはみゆちゃんだ!

「にゃおはずっとシャーシャーッ言って警戒してるよ」

にゃおらしいな…


そこでどうしたら良いかとみゆちゃんに聞くが

「私にはどうする事も出来ない…気をつけろとしか言えん…ユキも殻の中に閉じこもった状態だしな」

みゆちゃんの話は続く

「にゃおに任せとけば?あいつは刺し違えてでも何とかするつもりらしいよ!?」

そんな人任せ(猫任せて)な…
しかも何とかなる保証もないし

「キョウコ?は、私の話なんか聞かないしな…私はまた戻るから何処かに閉じ込めておいたら?」

みゆちゃんは人ごとだからか何処か適当だった…

そしてまた戻って行った


かっちゃんはまた考える

みゆちゃんは直接干渉出来ないみたい
ユキは殻の中に閉じこもったまま…

「ん?もしかして…」

色々考えながらもかっちゃんはいつの間にか眠っていた



続く

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