pain of heart 心の痛み

傷を負った8歳の私から始まる ノンフィクションリアルストーリー

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2017/07/14 10:34:57

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それから職場で彼を見かけても何となく避けてしまう

「無理!」とバッサリと切り落とされた事もあって素直になれない

本当はまだ好きなのに「貴方に興味ないわ!」という態度しか取れない

過去の自分の事もあって自分に自信が持てない

「黒い影みたいなのを感じる」ってあの人に何がわかるのさ!

半ば自暴自棄になってる



そんな中彼の転勤が決まる



まだ今の店にて来て1年半くらいなのに早すぎる

転勤先の店は車で30分くらいの店舗なのだが、免許のない私には少し遠く感じた


そして彼の最終出勤の日
彼が帰る時間を見計らって私は会いにいった

素直に伝えなきゃ…

同僚達に挨拶をして彼が店の外に出てくる

「お疲れ様…」

私は声をかけた

「え!?あぁ、ありがと…」



少し沈黙が続く





そしてまた私から切り出す

「やっぱり好きなの…」


彼は少し困った顔をして

「ごめんな…それでもやっぱりそういう風には思えないから…」



私は泣いた…

人前で泣くなんて恥ずかしいし、まして好きな人の前で泣くなんて

今までの自分には有りえない行動だった

そんな私には

「ごめん…またな…」

そう言うと彼は行ってしまった


こんなにも誰かを好きになったのは初めてだった…

遠くから見ているだけで良かったはずなのに求めすぎてしまった罰なのか

その日からポッカリと心に穴が空いてしまった…

……


あれから1週間…


私は決意する

私は負けないっ!


彼は私の人生に射した一筋の光りだから…


私はメールした

その日から定期的に

重すぎず彼が返しやすい内容を選んで何とか繋ぎとめようとした

多少素っ気ない感じの返信は来る

それだけで私は救われた




だけど



少しづつ返信も無くなり

そのうちに全く返信が来なくなる…


今まで何とか頑張って来たけど心が…

折れた…

前のように職場で会う事も出来ず、メールしても返信が来ない

もうどうしようもない…


私なんて所詮こんなものだ




「ユキちゃん…」




そんな時また声が聞こえてくる



「負けないって決めたんじゃないの?まだ出来る事はあるはずよ!」

「そんな事言ったって…」

「今までだってどんな事にも耐えて来たじゃない!私はユキちゃんの努力を知ってるよ!?まだやれることはあるでしょ!」




そう

私は負けないって決めたじゃないか!


私はバスを乗り継ぎ会いに行く


彼の職場へ…


バスの窓から見える景色は真っ白な雪景色

真っさらな雪のようにありのままの自分を見せようと
私は不安に震えながらも心に誓った…

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