母親?人妻?…それでも女。貪欲に生きる私。

ギャンブルも、不倫も、借金もしてます。これが今の私の現状です。

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624、語り

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2017/06/25 19:35:21

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Sくんは、お茶を飲みながらベットの上に座り
「少し話をしてもいい?」


私は頷き、タオルケットを自分に巻き付けて
Sくんと対角になる場所に座って体育座り(笑)を
した。
その姿を見て、あははと笑われ
ゆっくりと話し始める。


内容は
どういう経緯で肺癌がわかったのか、
そこから、手術、リハビリ、退院などの
話を30分位で話をしてくれた。

ずっと、頷いて動かずに聞いていたが、
我慢して我慢して、涙腺が崩壊しそうなのを
なんとか寸前で耐えていた。
私が泣くのは失礼だ。
そう思い、グッと我慢しながら聞いていた。


「なんで、泣くのよ(笑)」


そう言われて、ハッとした。
涙は流れていないが、目にいっぱい涙がたまっていた
それを、下を向いて一瞬で目をこすって
なんとか、笑ってみたが、、、
ひきつっていたかもしれない。


「友達より、俺の事、支えてくれたのは
ののちゃんだよ。
本当にありがとう。」



私は、外に出掛けられない期間が長いだろう
から、病棟宛に写真入りのハガキを送っていた。
私の地元の風景写真。
少しでも外を、少しでも感じて欲しかった。
誰が読んでも良いように、当たり障りのない
言葉を綴って送っていた。
(後から聞くと、全て母親が届けてくれていたとの
事。それを聞いたときは心から、すみません!
と謝ってしまった。
色んな気持ちを込めて、、、)

後は、今より少しだけメールを
多めに送っていた。
そのくらいだった。



「そうかな?自分のエゴじゃない?」



「エゴでも、支えられた。」



そういって、笑うSくんは
私が以前から知っている彼とは少し違っていた。
前は、少し自信があって私の事は、現地妻!みたい
な感覚だったと思う。

今は、どうなんだろう?
色んな事に感謝出来て、人に対する考えも
変わったと言っていた。
前は、私に好き!と軽く言っていたのに
今は、まったく言わない。
(好きじゃなくなったとも言えるのかも(笑))
言葉の重みも変わったとも言っていた。


彼は、どこまで、どんな風に変わったのだろう?
私は、それを受け止められるだけの器が
あるのだろうか。


私は、何も言えなくなってしまった。





Sくんが立ち上がり、鞄の中から
あるものを私に手渡す。





ん????
私は、それを受け取って
また、心が締め付けられた。

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