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テーマ:小説 > 回顧録

2016/12/02 09:23:29

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そして暑い…熱い…夏休みの始まり。

終業式の日、拓斗の家に行く約束をしていた。


サッカー部の練習を放課後のベランダから眺める。


拓斗をずっと目で追ってると、
すごくかっこよく見えてきて、
一人でドキドキしていた。


すると、また補習を受けていた江口が
かったるそうにベランダに出てきた。

「いまみー、俺に誰か紹介してー。」

「…紹介!?」

「うん。女の子。」

「…自分で探せば~。」


隣に並んで手すりにもたれかかる江口。


「つめてーな。俺追っ払ってやったんだぞ?」

追っ払った?

「…なんの話し?」

「カラオケの日ー。」

「…………ああ。F子?」

「なんだよ、F子って。笑」

「F子がどうかしたー?」

「あの日拓斗が出てったあと追いかけようとしてたから、やめろってガツンと言っといたから。感謝しろー。」

「感謝って…、恩着せがましー。笑」

「いや、俺があいつ止めなかったら、おまえら修羅場だったろ?笑」

「ハハッ!大袈裟っ!!修羅場とかなるかっ!
まぁでもありがと。?」



何て言うかもう、
F子の事も眼中になかった。


「だからさー、誰か紹介してよー。
俺寂しいんだって。」

「はいはーい。考えとく。」

「頼むなー。」


中学の友達に誰かいたかな?



と思いながら、

今はそれどころじゃない。


このあと拓斗のおうちに

初めておじゃまするのだから。

ドキドキ。

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