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しのぶ

本当の愛は、与えるものでした。

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テーマ:雑感 > 人間関係

2016/12/02 08:38:49

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風邪じゃないし、感染する事はないからって、そう言われていた。

だからって、そうくっつく事ないと、思うのだけど。

『捕まってると安心する。』

なんだよ、それ。知能が低下してる。
これはそういう、知能低下症候群なんではないのか。

それでも纏わりつく洋平の体が、昨夜の嫌な熱さをすっかり無くしていて、私からしたら少し冷たいんだけれも、5分もしないうちにポカポカしてくる。
冬場は、お役に立つんだけど、今は、まだね。

『静かに寝ててよ。』

眠っていると思った人に、そう言って横になったら、すぐに纏わり付いてきた。

今日くらい、離れて寝たらよかったのかもしれない。不覚だった。

しっかり寝てしまえばいいだろうと、その気になったけれど、その気と、眠気は、意思をかわしてくれる事はなく、また目が覚めた洋平がモゾモゾと始めて、とにかくフリ、寝たフリに集中。

やがてひとりで部屋を出て行った。トイレ?
まあいい。私は寝よう。

カラカラと音を立てているのはグラス、呑んでるわけじゃないよね。せめて、土曜日の慈善パーティまでは禁酒だって言ったんだから。
私だって、呑んでないから。

氷水だと思っておこう。なのに‥‥‥‥

無味無臭って言われてるけど、一度人の口に入ったら、臭うんだだよね。

こいつ、ウォッカじゃないよ。

もう我慢が足りないんだから。

起き上がってグラスをひったくって、シンクの中にぶちまけてやった。

それからミネラルウオーターを渡してやった。終始無言で。

『今日は寝てばっかりだったから、眠れなくなってさ。』

そんな事、私が知るかい!

私はまだ明日も仕事だからね。

背中を向けて、とにかく寝なきゃ。


朝が来るのが早かった。目が覚めた時、洋平はいなかった。洗面所でいつもの声がする。

瞳子のブリブリとした起こる声、ヘラヘラと対応してる洋平。

そしておまけ

『毒オヤジ、バイ菌オヤジ、そんなん、みんな貰ったところに返してきてよね。
家の中でばら撒かないで。
それから完全にばい菌がなくなるまで、お風呂に沈まないでね。

ばい菌だって、絶対、若くて綺麗な方がいいに決まってるから。
移さないでね。』

『感染しないって言ってたぞ。』

『そんなことわかんないじゃない。医学の進歩もすごいけど、ばい菌の進化もすごいんだって。医学よりも足が速いらしいよ。
どっちにしてもさ、ばい菌だらけなんだから、
毒素って何?灰汁みたいなもの?

私の事、可愛いと思うなら近寄らないで。』

朝からぶった切られてる洋平、少ししょげて戻って来たよ。

『さっさと支度しないと、本当に風邪ひくよ。』

ブツブツと言っていたけど、家にいるのはいやらしくて、支度をして、出社です。


『洋平、寒いところへは出ない方がいいわよ。』

唯一、優しく見送ってくれたばあちゃんに、懐いてました。

彼は、甘える事を学習しまった。Level,3くらいで。

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