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不器用なわたしたち

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テーマ:小説 > 回顧録

2016/12/01 12:03:52

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仕事終わりにいつも通り飲みに行って、その日は割と頭が冴えてもっと飲みたい気分だった。

上司の高野さんがバーに連れてい行ってくれると言ったので何人かでついていった。
すっごくオシャレなバーでそれだけで私のテンションは上がった。
言われるがまま出されるがままお酒を飲んでいたら、記憶を飛ばしてしまった・・・


目が覚めたら知らない部屋だった。
ベッドに寝ていてぼんやり天井を眺めて呑気にここは何処だろうなんて考えていた。


「起きた?」と声を掛けられたので重い身体を動かすと
少し離れたソファに高野さんがいた。

びっくりして飛び上がった。

「大丈夫。なんもしてないから。」

ベットから降りてとりあえず洗面所を借りた。
ヒドイ顔・・・

部屋に戻ると
高野さんがペットボトルのお水をくれた。
まだお酒が残っている手は力が入らず上手く蓋が空かない。

その姿を見てクスクスと笑って開けてくれた。

ペットボトルをの水を一口飲んで、思い出してみても全然思い出せない。
ぽっかり空白だ。


「あの・・・ここは何処ですか?」

「俺んち」

ああ。。。やってしまった。

時計を見ると1時だった。
ヤバい、帰らなきゃ。。。

ソファに座りながら高野さんは仕事を広げていた。
私はどれくらいね眠っていたのだろう・・・


「あの、すみません。お邪魔しました。」

「明日休みだし泊まっていっていいよ。」

「いえいえいえ。そんな事はできません。」

しーんと
気まずい沈黙。


こういう場合どうしたらいいのかモジモジしていたら
高野さんはソファからゆっくり立ち上がった。

「相手が俺で良かったね。今度からは気をつけるんだよ。」

「はい。今後気をつけます。」

「タクシー呼ぶまで待ったら?」

「あのここどの辺ですか?」

「◯◯だよ。」

あ、それだったら長瀬が迎えにきてくれるかもと、
ちょっと失礼して、ダメもとで長瀬に電話したらちょうど近くで飲んでいるから迎えに来てくれると言ってくれた。


「彼氏?」

「あ、いえ、友だちです。」

「男?」

「まぁはい、家が近所なもんで。」


ふと影が覆いかぶさってきた。
何をされたか一瞬分からなかった。

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