不器用なわたしたち

  • 記事数 24
  • 読者 12
  • 昨日のアクセス数 9

テーマ:小説 > 回顧録

2016/11/30 22:30:55

  • 3
  • 0

私はプルトップが苦手だ。
いつも開ける時は何かで引っ掛けたり、誰かに開けてもらったりしていた。

この日もちょうど缶コーヒーを買ったから私はポケットから家の鍵を出してプルトップに引っ掛けて開けた。



「何それ。」

「プルトップ苦手なの。」

「開けられないの?」

「開けられなくはないけど、なんか爪が剥がれそうで怖い。」

「今度から開けてやるから言えよ。」

「うん。」


長瀬は缶コーヒーとなにかパンを食べていた。
この人はいつも何か食べているなぁとぼんやり見ていたら

「食う?」
とパンを差し出してきた。

いらないと頭を振りながら

「そろそろ寒いから公園で会うのはやめようか。もし風邪ひいたら大変だし。」

と長瀬に言った。


「そっか。寒いよな。じゃぁ今日で最後な。」


長瀬は残りのパンを一口で食べて立ち上がってパン屑を払い落とした。

もうハーフパンツじゃウロウロできない季節になろうとしてた。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. 119

    2016/03/18

    雪は降っていないものの、相当寒い!!制服のスカートとニー...

  2. 気合い

    2016/05/18

    今朝は6時に目が覚めてしまい、7時に起き上がったらあっくん...

  1. 豆乳ココアを半分飲み終えたら低脂肪乳とコーヒーを追加投入して...

  2. 水族館からの帰りにご飯を食べて、こんちゃんのおうちに行く...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

8/24 編集部Pick up!!

  1. 不倫する女性は日本から出て行け
  2. FBの幸せそうな投稿見てイライラ
  3. 割り込みして並ぶ子供にブチギレ

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3