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Fictions

ありがとうございました。3月中に退会します。

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/30 21:28:29

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その日の帰り。
私は、美咲ちゃんのバス停まで、彼女を送りがてら行ってみた。
ここからなら、乗り換えがあるが家の近所までバスが出ている。

「碧先輩、ありがとうございます!」

「気をつけてねー!また明日!」

手を振る美咲ちゃんを見送ったあと、踏切を渡って駅の裏に行ってみた。


確か、コンビニがあったはずで…。
バイト募集していないかな、と目当ての場所に行ってみると、自動ドアの脇にパート貼り紙が出ていた。

やったあ!!

高校生可だし、勤務時間応相談。交通費は出るかなぁ…。


「すいません、まだアルバイト募集してますか?」

お客さんもいなかったので、中に入ってお店の人に尋ねると、まだ募集は続いているそうだった。
応対してくれたのは、優しそうな大学生ぐらいのお兄さん。

「ごめんね、俺店長じゃないんだけどね。また履歴書持ってきてくれる?」

「はいっ」

「念のため名前聞いていい?」

「白川碧です」

ペンとメモを取り出して私の名を記すお兄さん。ネームプレートが、ちょうど見えない角度になっている。

「シラカワアオイさんだね。その制服、坂の上の高校だよね」

「はい」

「……じゃあ、 店長に行っておくよ。今度は履歴書ね!」

「ありがとうございます!」

面接すらまだだし、店長でもないのだが、そのお兄さんの笑顔に、採用されるんじゃない!?と胸が高鳴った。


深く深く礼をしてコンビニを出た。
お金さえあれば会いに行ける。遥の元へ。



…そうだ、遥にLINE。夜電話できるか聞こうかな…

コンビニ前でスマホに夢中になっていると、バイクの音が近づいて来て止まった。ドッドッドッと排気音が響く。

音と視線に気づき、顔を上げたら、その男はメットを上げて私を見た。

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