不器用なわたしたち

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テーマ:小説 > 回顧録

2016/11/30 18:31:11

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お腹が空いたという長瀬に付き合って近所の中華屋へ行った。

私は瓶ビールと餃子を注文した。
長瀬はガッツリ注文した。

瓶ビールとグラスが運ばれてきた。

「飲む?」

「イヤ、今日この後また勉強するからやめとく。」


ビールを注ごうしてくれたけど、手酌で良いからと断った。

北海道の話とか勉強の話とか他愛も無い話をし、所要時間およそ30分ほどでお店を出た。


家が近所なので、もちろん帰りも一緒。笑
ブラブラ歩いていると


「おまえ、その服装いけてない。」

「は?」

「いくら近所だからってその色気のないハーフパンツはないだろう。」


「だってお土産渡すだけだと思ったし。」


私はパーカーとハーフパンツの上下にスニーカーだった。


ビールも飲んでほろ酔いだったので
歩きながら暑くてパーカーの袖をまくっていたら


「脱げば?」

と不思議そうに長瀬に言われた。


「いや、この中Tシャツとか着てないから。」





はははと笑っている私をゲンナリした顔で見る長瀬の顔は今でも忘れられない。



それから私たちはちょこっと会ってごはんを食べたり、公園でしゃべったりするようになった。

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