リア充サバイバル

オタク女とヤバい奴等。

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/30 16:58:04

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『遠いのに、すみません』
お茶を出す。

『別に。昨日は兄貴とちゃんと話せたのか?』

『うーん。なんか納得してもらえた様な…微妙です
すみません。』

『いや、お前だけに押し付けて悪かったな』

なんか優しい。ここがアウェーだからかな……





『じゃあ、帰るね~』
『お邪魔しました。』

『もう行くの?』
お母さんが少しさみしそう。

『杏奈ちゃんが帰って来る前に出ないと』
杏奈ちゃんは兄貴の嫁。
あんまり私と合わないのだ。

『そう。杏奈ちゃんは達ちゃん見たがってたけどね。
達ちゃん、つばさから伝言』

『つばさ君から?』

『3月22日は空けといてだって。』

『あ。』
思わず声が出た。

『はい。その日は?』

『お父さんの命日。毎年家族でお墓参りに行くの。』

『ちゃんと親父に挨拶しとけだって。偉そうだよねぇ』
お母さんがあきれ顔で笑った。

『必ず行きます。』

『うん。待ってるよ。お正月も顔見せてね。』

『わかったよ!じゃあね~』



車がどんどん実家から離れていく。

『なんとかなったな』
黒川さんがふぅ、と息を吐いた。

『あれ?緊張してました?』
意地悪を言ってみた。

『したに決まってんだろ。』

『ふふふ。お疲れ様でした。』



妙に素直な黒川さんも悪くない。

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