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不器用なわたしたち

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/30 16:16:29

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連絡交換をした事も忘れるくらい随分日が経ったある夏の日、私はいつもサボってあまりシフトを入れないレンタルビデオショップのアルバイトをしていた。

そこそこ忙しくてお客さんの顔ロクに見ずレジをしていた。



カウンターに置かれたビデオを機械的に処理をする。
レジを通した会員証が期限が切れていた。
ピーっと音が鳴る。


「本日身分証などお持ちですか?」

と顔を上げたら長瀬が立っていた。



長瀬は何やら彼女と一緒にカウンターの上に釣っているモニターの映像を見ながら話していた。


「え?あ。」


私に気づいてビックリしていた。

「め、免許証がある。」


なんとなくここは知らない体の方が良いのかなぁと感じた。

ほんとなんとなく。


「ご提示お願いします。」

マニュアル通り一連の作業をこなした。


「ありがとうございました。」

長瀬は一瞬何か言いたげだったけど、私はそのまま次のお客さんを接客した。

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