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切ない恋の物語 

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高校時代180

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/30 00:15:05

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彼の言葉に
どう返していいかわからず
その場でフリーズしてしまった。


人を本気で
好きになった事がないなんて
そんな事…あるのだろうか?


じゃあ、沙羅さんは…?


好きでもないのに
付き合っているの?


純平の話だと
沙羅さんはずっとお兄さんが好きで


でも、振り向いて貰えず
純平が慰めていたと聞いていた。


その後、お兄さんが彼女を受け入れ
2人が正式に付き始めたから


純平は身を引いたと…


確か、そう言ってた。



でももし



お兄さんが
好きでもないのに
沙羅さんと付き合っていたとしたら?


沙羅さん以外にも
他に遊んでいる女性がいたとしたら?




沙羅さんが…



今でも苦しんでいるとしたら?



純平がお兄さんに対して
冷たくなるのも納得出来る。


考えれば考える程
信憑性のある答えが見つかって


モヤモヤと
心の中に黒い影ができていく



「あ、純平来たみたいだよ。

じゃあ、俺は行くね。

今日話した事は、アイツには内緒な!」



彼はそう言ってニッコリ笑うと
あっという間に
その場からいなくなった。


何だか、聞いてはいけないような事を
聞いてしまった気がして
心の中がモヤモヤする。



「まゆ!」


ぼんやり考えていると
遠くから純平が呼ぶ声が聞こえた。


どうやらお兄さんと話していた事は
気づかれていないようでホッとした。


「お待たせ!結構待った?」


「あ…うん。全然だよ」


「とりあえず、中入ろうか?」


「うん。」


首をブンブン振り回し
雑念を無理やり消した。


さっきの話は気になったけれど
私が悩んでも仕方がない。


無理に笑顔を作って
にっこり笑うと


「…何かあった?」


カンの鋭い純平には
ごまかしは通用しないようで



怪訝な顔をされた。




*

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