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ユキさんのブログ

エンディング♪世界が終わるまでは〜♪のとこをYSB登場選手に置き換えると萌えてしまう

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高校3年生 安全確認の会

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/30 16:04:44

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「まさかのまさか
 結婚してたとはね〜」
助手席は祥ちゃん

「すみません、ありがとうございました」
「俺ナイスアシスト」
「ねぇ先に帰ってよかったの?
 涼太たちは?」
「寿司ランドでお寿司取ってから
 うちに来ることになってる」
「へ?」
「うちで夕飯食べるって」
「あ、じゃあ祥ちゃんもおいでよ!」
「いや〜行きたいけど
 いきなり夕飯いらないコールしたら
 恐ろしいことになるから」
「なにが?」
「そっか、じゃあまた今度」

「ねぇ、涼太何の話?」
「あぁ涼太ね
 パリで水泳続けるんだって」
「そうなの?」
「そ、でねうちのチーフの
 知ってるコーチを紹介しましょう
 って話になってて」
「パリでスイミングいくの?」
「スイミングって言うかチームにね」
「ふ〜ん」

やっぱり野球はしないんだよね
そもそもフランスって野球チームあるの?
パリって水泳できるの?
高校野球以外うとい私には
フランスにスポーツが連想出来なかった

「たーくん仕事帰りこの時間?」
「大体」
「じゃあスイミングの日迎えに来てよ〜」
「祥ちゃん何言ってんの?」
「俺、月木は早上がりだもーん
 ジムの無料券やるから〜」
「私あれやりたい!エアロビ!」
「いいね!
 かなちゃんのエアロビ萌える!
 無料体験チケットやる!」

「祥ちゃん橋渡ったあとどっち?」
「いいよたーくん、マンションから歩くし」
「全然大丈夫」
「そう?じゃあ2つ目の信号から右」
友達のふりしたからか
友達みたいに祥ちゃんたーくん呼び
友達になったの?

祥ちゃんちは橋を渡ってすぐの3階建てのアパート
うちから歩いても5分くらい
静かな住宅街だった

祥ちゃんを降ろしてまた来た道を戻った

家に着くと先生はバタバタとお片付け
今朝ほらあれだったから
おはようのあとのね
あれで時間なかったし散らかってるの

「先生、なんかしようか?」
「そう?じゃあダスキンして?」
「うん!」
ってしてたら

ピンポーン×3

モニターに映るけいくんのドアップ
「近いって」
『早く開けろ!寿司が冷める!』
『やだけいくん、冷めないって』
『かな、お湯沸かして』
「先生お湯だって」
ピピッ
「どうぞ~」

先生はやかんにお水を入れてるとこだった
「先生早く!」
「え?何?」
「来ちゃう!」
後ろから抱き着くと先生は水道を止めて
右手にやかん、左手に私の頭
キスをしながらやかんをコンロにかけた
「ちょ…かなちゃんやめて」
「何で?我慢できなくなる?」
「普通のにして」
「普通のって?」
「あんまエロくないやつ」
「わかんない」
って言いながら先生の唇に嚙みついてたら
玄関の外からエレベーターの停まる
ピコンって音が聞こえて終了


「贅沢な!
 オートロックなんかに住みやがって」
「じゃあトタンの吹きっさらしのあばら家に
 かなちゃんが住んでてもいいの?」
「いや…よくないです」
「紫藤先生、お邪魔します」
「散らかってますけど」
「散らかしたのはかなだろ」
テーブルに散らばった私のプリントを涼太はピラピラした

「かなちゃん小皿〜」
「紗江ちゃん取り来て」
「かなお湯は?」
「まだ、何に使うの?」
「ラーメン」
「いいな!カップラーメン食べたい!」
「みえちゃんに黙ってろよ」
「言わない言わない!」
「けいくん!あんま見ないのよ!」
家の中をウロウロしていたけいくんは
何を見てるのか知らないけどベランダに出て行った

「何見てんの?」
「非常ハシゴあるかどうか…」
設備をチェック?
「ベランダ広いじゃん
 野菜でも育てれば?」
「は?涼太初めて来たんだっけ」
「あ…うんまぁ」

「涼太見て!市営球場見えるんだよ!
 今日はナイター点いてる!」

私が指さした先に
涼太は目線をやって笑った

「いい眺めだな」
「でしょ」

6階だからある程度高いけど
すごいいい眺めなわけでもない
だけど涼太は手すりに手を置いて
その景色に見入って眺めた

何時間でも眺めていられる

「なんか今になったら…
 ある意味甲子園より憧れ」

冗談ぽく笑った涼太

「けいくん?」
「は…腹へりすぎてお腹痛い」

お腹痛かったからか
けいくんが一瞬真顔になったのは

ベランダから戻ると
先生と紗江ちゃんはキッチンで
「ここに置いたらご飯作るの邪魔でしょ
 うちはこっちに置いてるの」
「あそっか」
食洗器置き場?
「でもこっちだと
 かなちゃん届かないかも」
「片付けは僕がするから大丈夫です」
「な…なんですって!」
「え…」
「けいくん聞いた?!」
「聞こえない」
「聞こえたくせに!」
けいくんは片付けが嫌だから
パリの家では物を食べないらしい
「信じられない」
「都会だから一歩出れば何でもある」

お寿司はいつもの回転寿司やさんのテイクアウト
涼太のラーメンは半分こつぎわけて
「俺がこっちか…」
「カップで食べたいもん」
「かな、けいくんがわさびとってやろう」
「かなちゃんこっちわさび抜き」
「さすが紗江ちゃん」

「ねぇこれって何会?」

「けいくんの安全確認会」
「あぁね」

いびり会は終了?
けいくん認めたのか

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「何の音?」
「けいくんの携帯」
「愉快だね」

けいくんは椅子に掛けてた上着から携帯を出して
画面を見て顔から笑みが消えた
それをすぐ察知した紗江ちゃんは顔が不安で

一瞬で不穏な空気が流れた


けいくんのパリ人みたいなフランス語は
私には聞き取れないけど
ラーメンすすってた涼太は箸が止まった

「なに?何て?」
けいくんはまだ話してて
「奏太が熱あるって」
「風邪?」
「そうかもな」
電話を切ってソファーから戻ってきたけいくん
「あぁ、大丈夫
 よくあること、ちょっと高いけど」
「帰る?」
紗江ちゃんが聞くとけいくんは時計を見て
「最終に間に合う」
「パリに帰るってこと?
 そんなにひどいの?!」
「大丈夫
 かなも具合悪いのに1人だったら嫌だろ?
 寂しがるから帰るだけ」
「空港まで送るわ」


「紗江も一緒に行けば?」

「何言ってんの
 ちょっと熱あるくらい大丈夫よ」
「別に子供じゃないんだから
 マネーさえ置いてってくれれば
 自分で何とでもできるって」
「だって…」

「誕生日じゃん
 パリでなんか買ってもらえよ」

紗江ちゃん大好き
サプライズ大好きのけいくんが帰ってきたのに
それ目的がなかったとは思えない


「紗江ちゃん行ってきていいよ!
 涼太の面倒は私が見るから!
 ちゃんとご飯食べさせとくから!」
「かなちゃん…」
「いつも涼太が紗江ちゃんひとり占めして
 そうちゃん可哀想だよ!
 風邪ひいたときはお父さんより
 お母さんがいいもん!」
「でも…」

「りょうちん
 しばらくうちで一緒にご飯食べよう」
「紫藤先生まで…」

紗江ちゃんが泣きそうな顔するから

「なんでかなが泣くんだよ…」
「だって…」

「羽田ですか?」
「うん、今飛んどけば
 明日の朝一に乗れるから」
「じゃあ空港まで送ります」


「紗江ちゃんお土産ね~」

紗江ちゃんは上着を羽織ってそのまま

「ありがとう」

ふわっと私を抱きしめた

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コメント17

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  1. キャロルさん(46歳)ID:5690436・5日前

    けい君、さえちゃんの想いもじわじわくるな〜。
    涼太ももちろんだけど、水木家の皆さんが大好き!そうちゃん頑張って!
    涼太も複雑だろうけど、日本を離れる前の貴重な時間になるのかなあ。

  2. ユキさん(32歳)ID:5688869・6日前

    フローレンスさん
    なんでコメ欄に書いちゃうんだろ笑
    いつからそんな風習が…笑
    前はコメ欄で監督とかなちゃんのあかん事妄想とか
    読者と監督の絡み妄想とか変態の巣だったんだけどね笑

  3. ユキさん(32歳)ID:5688867・6日前

    シオリさん
    けいくんが大丈夫言ってるか大丈夫!
    大丈夫じゃなかったら涼太も連れて行くだろうし!
    涼太的にはどうだろうね〜
    踏ん切りついて愛の巣に踏み込んだけど
    紗江ちゃんけいくんも複雑っちゃ複雑だよね

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