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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

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心遣い【374】

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テーマ:小説 > BL

2016/11/30 14:43:14

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  • 1

★ボクはそれでも恋をする★       





ギャザリングのメンバーがタクミに
挨拶をして店を出ると、アツシだけが
戻ってきた。


「タクミさん、お疲れさまでした」

「ありがとうございます。ツキトさん達の
おかげで、夢のような年越しができました」

「いえいえ。こちらこそ。で、この後、
店の片づけはどうするんですか?」


と、何も片付いていない、戦の後の様な
ホールに視線をむける。


「ボクが片付けるから、大丈夫だよ」

「え?ひとりで?」

「うん。5日まではお休みだから、ゆっくり
やればいいし」

「俺、手伝います。ツキトたちはメンバー
だけで打ち上げだから、ホテルに帰っても
一人だから」


アツシが上着を脱ごうとすると、タクミが
それを制した。


「うんん。アツシさんはもうスタッフじゃ
ないから、ホテルでツキトさんを待って
いてあげてください」

「でも…」

「大丈夫。愛する人の帰りを待つって、
幸せなことじゃないですか。フフフ、羨まし
いです」


タクミはちょっと淋しそうな顔をする。


「タクミさん……小和田さんと何かあった
んですか?」


アツシはタクミとシンが別れたことを知らない。


「まあね。心配ないです。さぁ、close
しますよ」


アツシの背中を押して、店の外まで来た。


「タクミさん、何かお手伝いできることが
あったらいつでも連絡下さい」

「うん、ありがとうございます」

「じゃ」


アツシは何度も振り返りながら、地上への
階段を上がっていった。
その姿が見えなくなるまで、手を振っていた
タクミの顔が泣きそうなのを、アスカは
見逃さなかった。





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コメント1

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:5694484・12/01

    マイコさん

    そうね、こういう時こそ
    アスカの出番だわ。

    マイコさん、わかってるぅ。

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