ナホさんのブログ

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ハウスメイドもどき 2

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テーマ:小説 > 妄想

2016/11/28 22:52:13

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悪魔と二人きりの夜が、また来た。
ユマ姉さんの受験合格を祈りつつ、夕飯を終え片づけをし、
今までは悪魔と二人きりの時でも、速攻で無言で部屋に籠りっ放しだったのを、少しゆとりを持たせた。

悪魔は「さなの条件は何だ」と口火を切った。
私は「お互い同時に出しましょう」と答えた。
悪魔の条件は
・世間に、特にユマには絶対知られないようにする
・生活の保障については、前に提案した通り
・周りに怪しまれないよう、お互い今まで通りのスタンス
・以上を壊さない限り、自分の要求には応えてもらう

私のは、考えていた通りの事を出した。

「自分の要求、って何ですか?」
「やれば、わかる。でも調教とかそういう変態なことはしない。ノーマルだから」

悪魔は「彼氏が出来ても、契約は守るよな」
と聞いてきた。
私は「あんたが私の生活を保障して、約束を守るならば契約ですから。大体、もしユマ姉さんが第一志望に合格したら一人暮らしになって、私はあんたと二人暮らしでしょ。大学生になっても彼氏を敢えて作らなくて義理の父と暮らすって、それ自体怪しまれるし」

悪魔は、何かのきっかけでばれるといけないからと契約書は作らなかった。
そうしよう。
用心を重ねるに越したことはない。
私たちが人でなしの共犯となった瞬間だった。

悪魔は「台所が片付いたら、風呂に入って」と言った。
普通の口調で。でも、それからの事は普通でないのがわかっているのに、普通の態度で。
気持ちの高ぶりとかが顕われないこの態度が、怖かった。

私の予感は当たってしまった。
この日は苦痛の始まりで、その後ユマ姉さんが第一志望に合格し悪魔と私の二人暮らしが始まってからは、苦痛が普通の状態になるのだった。

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