ナホさんのブログ

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ハウスメイドもどき 1

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テーマ:小説 > 妄想

2016/11/28 22:37:26

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やっぱりあの頃の私は普通ではなかった。
今だったら、お母さんのことをいやらしい女みたいに言われたら
キレてビンタかますだろうけど、ショックとストレスで即反撃もできなかったのだから。
でも、まだ未成年にはそんな気丈さは備わっていない。
その時はただただ、自分の未熟さが悔しかった。
そして、気持ちが少し落ち着いてきたら、考えた事。

悪魔は嘘を言って私をだまして、ヤろうとしているのか?
それでも、うまく乗ってやってもらえるものだけもらって、早く自立できるようにするのか?
血は繋がっていないけど、扶養義務はあるはずだから公的機関に駆け込むべきか?

私がお父さんとお母さんに守られ続けて子供らしい時間をたっぷり過ごすことができたのならば、潔癖さから公的機関に訴えるとかしたかもしれない。
でも、お父さんがいなくなってからお母さんと二人きりで過ごしたあの時期から私は現実主義だった。
悪魔の言うとおりにするのはムカつくけど、
確かに生活は安定し、大学にも通えて、世間体も保てて、
それにいつかは独立するのだから悪魔とも別居できる。
もし風俗に勤めたとしても、お金がどれくらい手に入るかわからないし、病気になるかもしれないし、身バレでトラブルになることだってあるかもしれない。
新聞奨学生が大変なことは、お母さんと母子家庭になってから周りを見て知っていた。

どの手段も完璧ではないのならば、最大公約数の手段を選ぶしかない。
私の選択はほぼ確定していた。
後は条件を考えるだけだ。

・周り、特にユマ姉さんには絶対ばれないようにする
・避妊対策は完璧にしてもらう
・あくまでも大学を卒業して就職が決まるまでの関係で、その後は家を出る
・家を出てからは戸籍を別にして親子関係を解消したい

最低限、必要な条件だった。
悪魔との交渉は、ユマ姉さんがまた別の受験で泊りがけとなる日の夜にすることになった。

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