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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

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大晦日【371】

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テーマ:小説 > BL

2016/11/29 21:22:46

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★ボクはそれでも恋をする★       





大晦日


タクミは朝から忙しく動き回っていた。


「タクミちゃん、今日の厨房は何人?」

「えっと……2人です」

「えぇ~、大丈夫?」


アスカが心配そうにカウンターを覗く。


「大丈夫ですよ。メニューは3種類限定
ですし、ドリンクも今夜は5種類のみです
から」

「はぁ?そうなの?そんなんでいいの?」

「はい。今夜はライブメインなので」

「ふ~ん」


アスカは毎年、本店のカウントダウン
パーティーを開いているので、ここ、京都
支店のことは、把握していなかった。

ましてや、生バンドのライブで年越し
をするなど、経験がない。

タクミがカウンターから出てきて、各
テーブルに手作りメニューとウエルカム
カードを置く。


「何、何それ?」

「これはカオルさんの考えた、カードです」


1枚アスカに渡す。
そこにはチケットと照らし合わせる番号と
もう1つ、裏に金色で書かれたアルファベット
と番号があった。


「この暗号何?」

「ふふ、パーティーの最後に抽選会するん
です。それで、お開きにするんですよ。そう
するとお客さんのはけがいいんです」

「へぇ。カオルったら、考えたわね~」


アスカが感心して、カードをペラペラして
いると、店のドアが開いた。



「ちぃ~~~っす!」


懐かしい『ギャザリング』のメンバーが
やって来たのだった。


「タクミさぁ~~ん」

「あっ、アツシさん。こんにちは」


幸せオーラが出まくりのアツシがタクミに
飛びついてきた。


「久しぶりですね~」

「うん、タクミさん、元気だった?」

「はい」


2人はギュウギュウ抱き合って、ぴょん
ぴょん跳ねていた。





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