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チェンジ④ (花エク)

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/27 21:26:35

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そんな訳で、情報収集に出る事になった2人なのだが、
いかんせんアンネは目立ってしまう。

整った顔立ち、透き通る素肌、
そして何より、色気のある体…。

邪な考えをもつ下賎な者共の格好の餌食になってしまうだろう。

ハルはそう考えて、
外見はとりあえず〝男〟であるアンネに、
情報収集へ向かわせたのだ。


「ーーーで、何か掴めたか?」

ハルは先ほどの店で買ったチョコを口にしながら、
アンネに聞く。
アンネは顔を曇らせながら、黒髪を左右に振った。


(…さて、どうするかな…)

屋敷に戻るにも、馬車を使って5時間はかかるし、
何より、霊獣もアンネのカラダでは召喚出来ない。

(不可能ではないが、訓練されていない肉体にはかなり負担がかかるのでやりたくない)


「そうか、なら、仕方ないな!
近場に宿を探すぞ。
俺、腹減ったし」

「探さなくていいんですの?」

「どの道暗くなって出歩くのはお互い危ない。
それなら、一度ゆっくり休んで明日の早朝から聞き込みをやればいいさ」




…あまり治安も宜しくない街のようだし。



ハルはそう言いかけて、
寸での所でやめた。

いたずらにアンネを不安にさせたくなかった。
安全な場所で早く休ませたかった。


アンネは何か言いかけたが、
周りを見渡して納得したのか、
近くの宿を探し始めた。


俺はゆっくり周りを見ながら、
ガストホーフや安い宿がないかチェックした。


数軒見て回った頃に、アンネがハルを呼んだ。


「ハル、ここ、イタリアンが美味しいみたいですわ!
行ってみませんか?二階は宿みたいですわ!」


女言葉を話す自分に大いなる違和感が湧いて、
俺は思わず苦笑してしまった。


「…アンネ、言葉…」

「ん?なぁに?」

「…いや、何でもない。
見つけてくれてサンキューな、アンネ」

「うん!」


そう言ってニッコリ笑うアンネが眩しかった。
仕草でこうも、人とは雰囲気を変えられるのかと俺は感心してしまった。


アンネに手を引かれながら、小走りで店へと入って行った。

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