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986 ファインプレイ

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テーマ:雑感 > 人間関係

2016/11/27 14:37:18

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大ちゃんのファインプレイ。
昼は、お肉が美味しいレストラン
。種類はとんかつ、唐揚げ、ステーキだけなんだけど、昼の時間を少しずらして、43人分を賄ってもらえる店に案内してくれた。
若い子たちは大喜びだ。
いくら美味しいと言っても、ほとんどが海鮮だったものね。

それまでのバスの中での洋平との会話。

『何寝てんだよ。』

『お腹いっぱいだし、夢に付き合ってたら寝ちゃったよ。なんか用事だった?』

『まあ、盛り上がっちゃって、酒とカラオケで大騒ぎ。なんだか知らねえ奴まで紛れてて、あいつらどこのヤツだったんだか。』

『問題あったの?』

『いや、特になかったけど。』

『じゃいいじゃない。社員旅行なんて社員が楽しめばいいんだから。
洋平だって、それなりに楽しんだんでしょ。
女の子に囲まれてご満悦だったとか。』

『誰だよ、それ言ったの。』

『誰だっていいじゃない。それとも聞いてあげなきゃいけない?
誰とどうしたとか、ああしたとか。自慢したいの?』

『そんなんじゃねえわ。
深刻なのはこっち。あと昼だろう。それか、お茶とか。
ほれ、みてみ。』

そう言って出した財布がぺったんこ。
そう言うことか。

『大丈夫。』

あらかじめ、もしもの時用に、用意してあった封筒をだした。

『足りなくなるのは嫌だからね。』

『お、さすが、オレ様のかあちゃん。』

『バーカ、あんたのかあちゃんなんかじゃないわ。』

『助かったわ。後で返すからな。』

毎度の事なのに男は学習能力が低い。
買い物はほっておいても、ばあちゃんたちがするし、私が使うのなんてささやかなもの。

それでもと思っていつも用意はしてある。
旅行なんて足が出て当たり前なんだから。

あちこちから漂う肉の匂いに、それだけで満腹中枢が刺激されて、思うほどには食べられなかったけれど、なんとか無事に終わりそう。

コーヒーもなんとなく油くさいような、気のせいだな。

でたところにあった自販で一本買って、また、バスに乗り込んだ。

走りだしてしばらくしたら静かになった。ちらりと見たら、寝てる。お腹も満たされ、眠くもなるよね。
洋平も私の肩に寄りかかって寝息をたて始めた。コートでスッポリと顔を覆ってやって、缶コーヒーを開けた。
なんだか美味いな、

大ちゃんと運転手さんへの心づけを用意してから、少しスマホで遊びます。

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