今日が最後かもしれないから。

不倫から始まった、人生最後の恋をしています。

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もったいない。

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2016/11/25 22:06:35

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文句なしの秋晴れの日。
彼と2度目の一泊旅行に出かけた。

初めてのお泊り旅行はGWだった。
コンビニで待ち合わせて。
混雑してるお店に入る訳にいかないから
早起きして作った お弁当を持って。

今日は…お弁当も作らない。
お昼は テレビで見た海鮮丼を食べて
その後は ラブホじゃなくて、温泉旅館。


「カニ漁が解禁されたら行こうね。12月は、ろくに休めないから」

彼は ずっと前から、そう言っていた。

相変わらず 言い出したら聞かない。


「サキと色んなことする権利が欲しいの」
「コソコソ 隠れたくない」

私を見つめて、そう言った彼の
フルスモークの後部座席ではなく 助手席に座り

彼の計画通り、お昼ご飯は 丼から溢れるような海鮮丼を食べて
チェックインした旅館で温泉を堪能して
オイルマッサージまでして(笑)
素敵なお部屋で 蟹懐石に感動して

封印してる日本酒も2人でベロベロになるまで飲んだから…素敵な旅の夜の記憶は、殆ど無い。

喉が渇いて目が覚めて
朝風呂に入り部屋に戻ると、彼も起きていた。

「サキ、早起き(笑) おいで」

もう一度 彼の隣に潜り込んで 大好きな腕枕をしてもらった。


何か…もったいない事しちゃった。

「何? もったいない事って」

せっかくの旅行なのに。2人で酔っ払って寝ちゃったし。

彼は笑いながら
腕枕をやめてタバコを吸いながら

「もったいなくなんてないでしょ。美味しかっし、楽しかったし」

うん。蟹、メチャクチャ美味しかった‼︎

「でしょ?時間、いくらでもあるんだから。一緒に美味しいもの食べて、寝て、それでいいじゃん(笑)」
「死ぬまで、あと30年はあるんだよ。何回 蟹食べれると思う?」


私、そんなに生きれないよ。

「大丈夫、大丈夫」

そう言って 私の頭のをポンポンと叩き
お風呂に向かう彼の背中を見ながら

私は….ゆうちゃんと
あと何年 一緒にいられるんだろう。

そう思ったら苦しくなった。

男と女が恋に落ち
一緒に生きて行こう、同じ墓に入ろう、
そう決めて結婚するのに

死が2人を分かつまで 愛し続けると誓うのに

色んな理由で 誓いは守られないことを
他の誰よりも 身を以て知っているはず。
彼も、私も。

時間が止まればいいのに。

心から そう思う。

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